成功する!歯科医院のマーケティング対策 532号
【コラム】
10月から、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策が企業や医療機関に義務付けられます。
歯科医院は、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、受付スタッフすべてが、患者さんと直接接するほか、待たされた、説明がない、雑に扱われた、痛くされた、など、カスタマーハラスメントに遭いやすい職場といえると思います。
ただし、通常のクレームと、カスハラとは同じにしないことが必要です。
執拗に不当な要求を繰り返したり、暴言や暴力行為をともなったりする行為があった場合に、カスハラと認定して対策を取る必要があります。
カスハラ対策で大切なのは、対象になっている歯科医師やスタッフを1人にしないことです。
すぐに誰かが駆け付けて2人以上で対処する、そして院長や主任に連絡して、医院としての対処をとってもらうことです。
場合によっては警察署への通報や相談も辞さない対処が必要です。
カスハラの原因で多いのは、待たされた、説明がない、雑に扱われた、です。
つまり、医院としての対応にも問題があるケースが多いのです。
このため、日頃から、時間管理の徹底と、丁寧な説明、やさしい対応を心がける必要があります。
そのために、接遇研修が重要です。弊社では、小山 美由紀による接遇研修を行っています。
【医院への定期訪問】
<料金>
◆月1回訪問(研修1時間)44,000円(税込)
◆隔月~3か月ごと訪問(研修2時間)66,000円(税込)
※人数、時間によって変動します。
※旅費交通費がかかります。
<内容>
基本はもちろん、社会人の心得・清潔清掃管理・モチベーションアップ・VTRでの現状確認、インカムの使い方などの他、院長先生のご要望に沿ったプログラムなどを企画研修可能です。
※1年間で継続的に接遇を改善します。
※6か月ごとに延長が可能です。
【一回型完結基本研修】
<料金>
接遇セミナー講師料
1回4時間 88,000円(税別価格80,000円)
※人数、時間によって変動します。
※旅費交通費がかかります。
<内容>歯科クリニックのための、実習主体の接遇セミナーです。
基本的な内容の研修です。
当社5段階のアンケート結果では、「よかった・ややよかった」という回答100%を維持しています。
【接遇研修の主たる対象地域】
東京都:中央区、港区、千代田区、品川区、渋谷区、目黒区、世田谷区、大田区、町田市、多摩市
神奈川県:川崎市、横浜市、海老名市、大和市、相模原市、綾瀬市、座間市
挨拶、患者さんへのお声がけ、機転、気配りがレベルアップして、感じの良い歯科医院を実現することができます。
そして、カスハラを予防し、医師屋スタッフを守ることができるのです。
ぜひ、ご検討ください。
●2026年の公開セミナーのご案内です。
~【2026年 セミナー案内】~~
■2026年度の歯科経営改善ゼミナールのご案内です。
実務的な内容のセミナーですので、参考にしていただけると思います。
興味のある回だけご視聴いただけますので、ぜひご検討ください。
●歯科経営改善ゼミナール(すべてWEBセミナーです)
受講料:1名様 各回6,600円(税込)
16:00~17:30または録画視聴 ※視聴期間 各6か月
9月17日(木) 「分かりやすい!在庫管理のポイント」
10月22日(木) 「分かりやすい!人事評価の進め方」
11月19日(木) 「分かりやすい!開業準備のポイント」
※歯科経営改善ゼミナール
※歯科経営改善ゼミナール DVD講座のお知らせ
■自費カウンセリング能力開発セミナーのご案内です。
●M&D歯科カウンセラー養成講座
1日完結。打率90%の歯科カウンセラーも誕生しました。
・第2回 11月8日(日)9時30分~17時00分
会場:飯田橋レインボービル
受講料:1名様 30,000円(税込)昼食付
●「自費率50%をめざす!歯科医師のための自費率向上対策セミナー」
2日間の集中研修です。
・第2回 11月22日(日)10時~18時
11月23日(祝月)9時~17時
・会場:アットビジネスセンター渋谷東口駅前
・定員:6名 (最低催行人数3名、申し込み期限2週間前)
・受講料:1名様 198,000円(税込)昼食・懇親会込
・講師:ゲスト講師:浅草安田歯科医院 院長 安田 亮 先生
(株)M&D医業経営研究所 代表取締役 木村 泰久
医療接遇アドバイザー 小山 美由紀
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では、メルマガを始めさせていただきます。
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【メルマガの主旨】
優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。
そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング対策が必要です。
このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。
優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。
みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。
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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日
【発行者】 木村 泰久
(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント
株式会社M&D医業経営研究所 代表取締役
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成功する!歯科医院のマーケティング対策
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「看板を考える」 小山美由紀
【目次】
1.はじめに
2.他産業でいえばどんなこと?
3.歯科医院ではどうすればよい?
4.まとめ
■1.はじめに
先生の医院の看板は、最後にいつ点検しましたか。
「看板なんて昔から変えていないけれど、特に問題はない」
「ホームページやSNSの時代だから、看板の重要性は以前ほど高くない」
そう考えていませんか?
確かに昔と比べると、患者さんの医院探しは大きく変化しました。
スマートフォンで検索し、ホームページや口コミを確認してから来院する患者さんは増えています。
しかし一方で、看板の役割がなくなったわけではありません。
むしろ、ホームページを見る前に看板を見ている患者さんも多いのです。
看板には大きく2つの役割があります。
1つ目は「認知効果」。ここに○○歯科医院があるということを知らせる役割です。
2つ目は「誘導効果」。医院まで迷わず来院していただくための道案内の役割です。
更にもう1つ重要な役割があります。それは「第一印象」です。
患者さんは初めて来院する前から、看板を見て無意識に医院の品質を判断しています。
看板が色あせている、照明が切れている、文字が読みにくい、古い診療内容がそのまま書かれている。
そんな状態になっていないでしょうか。
もしそうであれば、本来は集患のための看板が、逆に医院の価値を下げる「マイナスの看板広告」になっているかもしれません。
今回は、改めて看板について考えてみたいと思います。
■2.他産業でいえばどんなこと?
看板の重要性を考えるために、まず他産業を見てみましょう。
例えばコンビニです。
大手チェーン店の前を通ると、夜でも明るく照らされ、ロゴは鮮明で、入口は清潔に保たれています。
なぜでしょうか。
それは「入りやすさ」を演出しているからです。
もし看板の照明が半分切れていて、外壁が汚れ、入口周辺も暗かったらどうでしょう。
おそらく、「商品管理は大丈夫だろうか」「店内も古そうだな」と感じるはずです。
実際に商品を見ていなくても、そのような印象を持ってしまいます。
次に不動産会社を考えてみましょう。
開業物件を探すとき、先生方も不動産会社を訪問された経験があると思います。
同じエリアに、清潔感があり明るい店舗と、古びた看板で窓ガラスも汚れている店舗があったら、どちらに入りたいでしょうか。
多くの方は前者を選ぶのではないでしょうか。
不動産会社は「信用」が商品です。
そのため外観から受ける印象が非常に重要になります。
これは歯科医院も同じです。
患者さんは歯科医療の技術を事前に評価することはできません。
だからこそ、綺麗そう、安心できそう、信頼できそう、という外から見える情報で判断するのです。
さらに、ホームページや口コミを見る前に、医院前を通る患者さんも少なくありません。
また、高齢者のインターネット利用率も年々上昇しています。
つまり「看板かホームページか」ではなく、「看板もホームページも」重要な時代になっています。
看板で興味を持ち、その後にスマートフォンで検索する患者さんも多いのです。
言い換えれば、看板はホームページへの入口でもあるのです。
■3.歯科医院ではどうすればよい?
では、歯科医院では具体的にどのような点に注意すればよいのでしょうか。
(1)まずは「古くなっていないか」を確認する
最初に確認したいのはデザインではありません。
劣化です。
・色あせていないか
・文字が消えかけていないか
・照明が切れていないか
・汚れが付着していないか
・破損していないか
これらを定期的に確認しましょう。
患者さんは意外なほど細かい部分を見ています。
古びた看板を見ると、
「設備も古いのかな」
「院内も老朽化しているのかな」
「新しい情報に対応できていない」
と連想してしまいます。
もちろん実際の診療内容とは関係ありません。
しかし第一印象とはそういうものです。
(2)掲載内容を見直す
看板の情報は時代とともに変わります。
例えば、
・診療時間
・休診日
・ホームページURL
・QRコード
・駐車場案内
などです。
特に最近ではホームページへ誘導するQRコードを表示する医院も増えています。
また、「予約優先」「WEB予約対応」など、患者さんが知りたい情報を簡潔に伝えることも有効です。
ただし情報を詰め込みすぎると読みにくくなります。
患者さんが数秒で理解できる内容に整理することが重要です。
(3)駅看板や誘導看板も確認する
医院前の看板だけでなく、駅や商業施設、交差点付近に設置している看板も確認しましょう。
実はここが盲点になることがあります。
契約後に何年も見ておらず、
・汚れている
・照明が切れている
・周囲の看板だけ新しくなっている
というケースも少なくありません。
特に複数の医療機関が並ぶ場所では比較されやすくなります。
他院の看板が新しく、自院だけが古い状態であれば、それだけで不利な印象を与えてしまいます。
(4)看板と医院全体のイメージを統一する
マイナンバーカード受付やWEB予約システムなど、デジタル化が進んでいます。
院内は最新設備なのに、看板だけ20年前のまま。
これでは患者さんに伝わりません。
看板、ホームページ、院内掲示、名刺、診察券。
これらのデザインや雰囲気をできるだけ統一しましょう。
患者さんは統一感があると、
「しっかり管理されている医院だな」と感じます。
逆にバラバラだと、
「なんとなく古い印象」を受けてしまうのです。
■4.まとめ
看板は単なる案内板ではありません。医院の第一印象を決める重要な経営ツールです。
・古くなっていないか
・汚れていないか
・情報が現在の診療体制に合っているか
・ホームページや院内イメージと統一されているか
・駅看板や誘導看板まで確認できているか
ぜひ一度、患者さんの立場になって医院の外から眺めてみてください。
先生ご自身は毎日見ているため気づきにくいのですが、初めて来院する患者さんはまったく違う目線で見ています。
「もし自分が初診の患者さんだったら、この医院に入りたいと思うだろうか?」
その視点で見直してみると、新しい発見があるかもしれません。
看板は一度設置すると長く使うものです。
しかし長く使うからこそ、定期的な見直しが必要です。
高額な設備投資や広告費をかける前に、まずは医院の顔である看板を点検してみてはいかがでしょうか。
*看板については、弊社の歯科経営改善ゼミナール6月18日「分かりやすい!増患対策のポイント」でも
解説しています。ぜひ録画視聴をおすすめします。
※歯科経営改善ゼミナール
*また、看板についてさらに深く学びたい先生には、弊社代表の木村が執筆した
『患者を呼び込む 医院看板のつくり方』(日本医療企画・2007年6月刊)をおすすめします。
この書籍では、・マーケティング戦略のなかの看板 ・看板の機能 ・よい看板をつくるには
・設置場所を工夫する などを実践的に解説しています。
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【発行者】医業経営コンサルタント 木村 泰久

