【コラム】

令和8年度診療報酬改定の施設基準の届出を今月中にしておく必要があります。

6月から算定される場合は、お急ぎください。

そのなかで、特に、歯科技工所ベースアップ支援料はぜひ算定してください。

苦境にあえいでいる歯科技工所に、保険の技工物を発注する都度、150円を上乗せして支払うことができます。

また、

歯科外来・在宅ベースアップ評価料(1)を算定しましょう。

とても簡素化されています。

ベースアップ評価料と口管強の施設基準の詳しい取得方法を、私が、

WHITE CROSSの「診療報酬取りこぼし0セミナー、ベースアップ・口管強算定セミナー」で解説しています。

中間報告書、最終報告書の記入方法まで解説しています。受講をお勧めします。

5月11日(月)から受講可能です。

さて、

事業承継についての相談が増えています。

先日は、ある高齢の税理士の先生から相談を受けました。

税理士が1人で経営している税理士事務も、歯科医院と同じような状況にあります。

6月の経営塾で、再び事業承継を取り上げます。

今回は、ゲスト講師として、町田市の長崎 敏宏 先生(医療法人社団宏真会 ながさき歯科医院 前理事長)をお迎えして、

事業承継の体験談と成功のポイントを解説していただきます。

ご自分の医院の規模や状況、事業承継のステップ、業者選定の経過など、

体験に基づいて詳しくお話しいただけます。

数年後に事業承継をお考えの先生、60歳代の先生は、ぜひ受講をお勧めいたします。

きっと、受講料以上の価値があると思います。

●M&D経営塾 6月28日(日)13時30分~17時00分

会場:飯田橋レインボービル

テーマ 「成功する歯科医院の承継を考える」

■2026年の公開セミナーのご案内です。

~【2026年 セミナー案内】~~

●M&D経営塾 6月28日(日)13時30分~17時00分

会場:飯田橋レインボービル

テーマ 「成功する歯科医院の承継を考える」

ゲスト講師:長崎 敏宏 先生 (医療法人社団宏真会 ながさき歯科医院 前理事長)

事業承継の体験談と成功のポイントを解説していただきます。

また、代表 木村 泰久から、歯科医師の高齢化、後継者不在の状況、そして、医院の事業承継の事例と成功のポイントなど、事業承継をとりまく状況を解説する予定です。

受講料:1名様 11,000円(税込)

■2026年度の歯科経営改善ゼミナールのご案内です。

実務的な内容のセミナーですので、参考にしていただけると思います。

興味のある回だけご視聴いただけますので、ぜひご検討ください。

●歯科経営改善ゼミナール(すべてWEBセミナーです)

受講料:1名様 各回6,600円(税込) 

16:00~17:30または録画視聴 ※視聴期間 各6か月

5月20日(水) 「分かりやすい!キャンセル料の設定方法」

6月18日(木) 「分かりやすい!増患対策のポイント」

9月17日(木) 「分かりやすい!在庫管理のポイント」

10月22日(木) 「分かりやすい!人事評価の進め方」

11月19日(木) 「分かりやすい!開業準備のポイント」

※歯科経営改善ゼミナール

※歯科経営改善ゼミナール DVD講座のお知らせ

■自費カウンセリング能力開発セミナーのご案内です。

●M&D歯科カウンセラー養成講座 

1日完結。打率90%の歯科カウンセラーも誕生しました。

・第1回 5月17日(日)9時30分~17時00分

会場:飯田橋レインボービル

受講料:1名様 30,000円(税込)昼食付

・第2回 11月8日(日)9時30分~17時00分

会場:飯田橋レインボービル

受講料:1名様 30,000円(税込)昼食付

●歯科医師のための自費話術研修 

2日間の集中研修です。

・第1回 7月19日(日)10時~18時

     7月20日(祝月)9時~17時

・第2回 11月22日(日)10時~18時 

     11月 23日(祝月)9時~17時

・会場:アットビジネスセンター渋谷東口駅前

・定員:6名 (最低催行人数3名、申し込み期限2週間前)  

・受講料:1名様 198,000円(税込)昼食・懇親会込                     

・講師:ゲスト講師:浅草安田歯科医院 院長 安田 亮 先生

(株)M&D医業経営研究所 代表取締役 木村 泰久 

 医療接遇アドバイザー 小山 美由紀 

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では、メルマガを始めさせていただきます。

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【メルマガの主旨】

優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。

そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング対策が必要です。

このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。

優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。

みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。

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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日

【発行者】 木村 泰久

(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント

株式会社M&D医業経営研究所 代表取締役

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成功する!歯科医院のマーケティング対策  

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「清潔なトイレにこだわる」     小山美由紀

【目次】

1.はじめに

2.他産業でいえばどんなこと?

3.歯科医院ではどうすればよい?

4.まとめ

■1.はじめに

先生の歯科医院では、「トイレ」をどこまで意識されていますか?

診療技術、説明力、設備投資─どれも重要です。

しかし、患者さんが無意識に医院を評価しているポイントのひとつが、「トイレの清潔感」です。

最近では、マイナンバーカードによる受付が一般化し、来院時のストレスは確実に減っています。

受付がスムーズになった分、その後の待合室やトイレといった“環境面”への評価は、以前よりもシビアになっていると感じませんか?

例えば、こんな場面はないでしょうか。

・床に水滴が残っている 

・鏡に水はねの跡がついている 

・便器周りに汚れが残っている

ほんの小さなことです。

しかし患者さんは、「この医院は細かいところまで気が届いているか」を見ています。

そして恐ろしいことに、トイレが不潔だと、「診療も雑なのではないか」と無意識に結びつけられてしまうのです。

では、他の業界ではどのようにこの“見えない評価ポイント”に取り組んでいるのでしょうか。

■2.他産業でいえばどんなこと?

トイレの清潔さにこだわっている業界と聞いて、どこを思い浮かべますか?

空港や百貨店、ホテルではないでしょうか?

空港のトイレは、世界的に「日本は非常に清潔」と評価されています。単に掃除をしているだけではありません。

「汚れにくくする工夫」が徹底されています。

たとえば、男性用便器に“的”を設置するアイデア。

今では多くの施設で採用されており、清掃効率の向上に直結しています。

人の行動を変えることで、結果として清潔を維持する仕組みです。

また、百貨店や商業施設では、「清掃時間の見える化」が進んでいます。

チェックシートに最終清掃時刻が表示されているのを見たことはありませんか?

これは単なる管理ではなく、「何度も清掃されている」という安心感を与える演出でもあります。

さらに、ホテル業界ではどうでしょう。

一流ホテルのトイレには、アメニティが整然と並び、鏡や水回りは常にピカピカです。

これは「掃除をしている」だけではなく、「印象を設計している」と言えます。

飲食業でも同様です。トイレが汚い店は、どんなに料理が美味しくてもリピートされません。

なぜなら、「衛生管理に不安がある」と感じるからです。これは歯科医院とまったく同じ構造ではないでしょうか。

では、歯科医院ではどのように考え、どのように行動すればよいのでしょうか。

■3.歯科医院ではどうすればよい?

トイレの清潔管理は、「掃除」ではなく「仕組み」です。

1)「常にきれい」を作る仕組み

「汚れたら掃除する」では遅いのです。おすすめは、「定時チェック」と「使用後チェック」の組み合わせです。

・午前1回、午後1回の定時確認 

・混雑時間帯は30~60分ごとの簡易チェック

さらに重要なのは、「誰が見るか」です。

男性視点と女性視点は違います。男性は便器周辺、女性は入口からの印象や床、洗面台をよく見ています。

先生の医院では、この両方の視点でチェックできていますか?

2)「汚れにくくする工夫」

他の業界と同じく、”人の行動を変える仕組み”が重要です。

・便器への目印(的)の設置 

・ペーパータオルの取りやすい配置 

・ゴミ箱の位置の最適化

こうした小さな工夫で、汚れの発生自体を減らせます。

また、設備面では以下も有効です。

・撥水性の高い床材や目地 

・自動水栓 

・非接触型の設備

感染対策が重視されるなか、非接触は患者さんの安心感にも直結します。

3)「お得感・配慮」を演出する

ここが差別化ポイントです。たとえば女性の患者さんに対して、

・綿棒 

・ペーパー 

・ちょっとしたアメニティ

を清潔に保管して設置するだけで、「気が利いている医院」という印象になります。

ポイントは、「置く」ではなく「見せ方」です。

・透明ケースに入れる 

・整然と並べる 

・水はねがかからない配置にする

男性の患者さんにも配慮は必要です。

たとえば、

・手拭きペーパーの質 

・洗面台の使いやすさ 

・鏡の清潔さ

こうした基本の質を上げることが満足度につながります。

4)「光るところを徹底的に磨く」

これは非常に効果的です。

蛇口、鏡、金属部分─これらが光っていると、全体がきれいに見えます。

逆に、ここが曇っていると、一気に清潔感が下がります。

すべてを完璧に磨くのは大変ですが、「印象ポイント」を押さえるだけで見え方は大きく変わります。

5)「チェックリストで属人化を防ぐ」

最後に重要なのは、「誰がやっても同じ品質」にすることです。

・チェック項目の明文化 

・当番制 

・見える場所での管理

スタッフ任せにしていませんか?「気づいた人がやる」ではなく、「仕組みで回す」ことが継続の鍵です。

■4.まとめ

トイレは、医院の“無言のメッセージ”です。

・細部まで気を配っている医院か 

・患者さんを大切にしているか 

・衛生意識が高いか

これらすべてが、トイレに表れます。

そして重要なのは、トイレは「後回しにされやすい場所」だということです。

診療室はきれいでも、トイレが疎かになっている医院は少なくありません。

先生の医院ではどうでしょうか?

・最後にチェックしたのはいつですか?

・患者さんの目線で見たことはありますか?

・スタッフ全員が同じ基準で管理できていますか?

売上や患者数の改善は、「大きな改革」だけでなく、「小さな積み重ね」から生まれます。

トイレの清潔感は、その中でも即効性のある改善ポイントです。

患者さんは、言葉にはしませんが、確実に感じています。

ぜひ一度、スタッフミーティングで「当院のトイレ環境」を見直してみてください。

その小さな一歩が、患者さんから選ばれる医院づくりにつながります。

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【発行者】医業経営コンサルタント 木村 泰久