【コラム】

グローブ、滅菌パックなどが入らなくなっています。

また、価格も高くなっています。

手に入るところから片っ端に注文している医院が多いようですが、

今は、節約しましょう。

買い占めると、余計に品薄になります。

そして、工夫をしましょう。

滅菌パックは外科用に残しておき、

基本セットなどは、アルミホイルで巻いて滅菌するなど、工夫をして、しのぎましょう。

さて、前号でもご紹介しましたが、

6月から保険診療でもキャンセル料を徴収できるようになります!

ただし、金額と運用によっては既存の患者さんを減らしてしまうリスクがあります。

今回の改正の本質は、「適切にルール化すれば許容される」ということです。

キャンセル料は、患者さんに予約通り来院していただくための手段であり、医院の損害をカバーするために徴収することが目的ではありません。

適切に運用すれば、不良患者の減少、チェアタイムの稼働率向上、スタッフの心理的負担軽減、予約の管理のレベルアップなど、院経営に大きなメリットをもたらします。

特に、定期予防管理型歯科医院では、キャンセル常習患者の排除によって、長期的に来院していただける患者を増やせる可能性が高まります。

導入にあたっては、医院としての「キャンセルポリシー」を明確にし、適正な金額を設定し、運用のルールを明確にする必要があります。

しかし、だれも教えてくれません。

大丈夫です!

歯科経営改善ゼミナールで、キャンセル料の対象の検討、金額の設定、運用のポイントを解説します。

5月20日(水)「分かりやすい!キャンセル料の設定方法」

 保険、自費、インプラントなどのキャンセル料の金額検討、やむを得ない場合など例外規定の検討、徴収方法や領収証発行の留意点など、詳しく解説します。

5月20日(水) 16:00~17:30 

録画視聴可能 ※視聴期間 6か月。

ぜひ、受講をお勧めします。

そして、貴医院のキャンセル対策を進めましょう!

~【2026年 セミナー案内】~~

■2026年の公開セミナーのご案内です。

●M&D経営塾 6月28日(日)13時30分~17時00分

会場:飯田橋レインボービル

テーマ 「成功する歯科医院の承継を考える」

ゲスト講師:長崎 敏宏 先生 (医療法人社団宏真会 ながさき歯科医院 前理事長)

事業承継の体験談と成功のポイントを解説していただきます。

また、代表 木村 泰久から、歯科医師の高齢化、後継者不在の状況、そして、医院の事業承継の事例と成功のポイントなど、事業承継をとりまく状況を解説する予定です。

受講料:1名様 11,000円(税込)

■2026年度の歯科経営改善ゼミナールのご案内です。

実務的な内容のセミナーですので、参考にしていただけると思います。

興味のある回だけご視聴いただけますので、ぜひご検討ください。

●歯科経営改善ゼミナール(すべてWEBセミナーです)

受講料:1名様 各回6,600円(税込) 

16:00~17:30または録画視聴 ※視聴期間 各6か月

5月20日(水) 「分かりやすい!キャンセル料の設定方法」

6月18日(木) 「分かりやすい!増患対策のポイント」

9月17日(木) 「分かりやすい!在庫管理のポイント」

10月22日(木) 「分かりやすい!人事評価の進め方」

11月19日(木) 「分かりやすい!開業準備のポイント」

※歯科経営改善ゼミナール

※歯科経営改善ゼミナール DVD講座のお知らせ

■自費カウンセリング能力開発セミナーのご案内です。

●M&D歯科カウンセラー養成講座 

1日完結。打率90%の歯科カウンセラーも誕生しました。

・第1回 5月17日(日)9時30分~17時00分

会場:飯田橋レインボービル

受講料:1名様 30,000円(税込)昼食付

・第2回 11月8日(日)9時30分~17時00分

会場:飯田橋レインボービル

受講料:1名様 30,000円(税込)昼食付

●歯科医師のための自費話術研修 

2日間の集中研修です。

・第1回 7月19日(日)10時~18時

     7月20日(祝月)9時~17時

・第2回 11月22日(日)10時~18時 

     11月 23日(祝月)9時~17時

・会場:アットビジネスセンター渋谷東口駅前

・定員:6名 (最低催行人数3名、申し込み期限2週間前)  

・受講料:1名様 198,000円(税込)昼食・懇親会込                     

・講師:ゲスト講師:浅草安田歯科医院 院長 安田 亮 先生

(株)M&D医業経営研究所 代表取締役 木村 泰久 

医療接遇アドバイザー 小山 美由紀 

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では、メルマガを始めさせていただきます。

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【メルマガの主旨】

優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。

そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング対策が必要です。

このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。

優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。

みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。

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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日

【発行者】 木村 泰久

(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント

株式会社M&D医業経営研究所 代表取締役

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成功する!歯科医院のマーケティング対策  

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「会計待ちを考える」     小山美由紀

【目次】

1.はじめに

2.他産業でいえばどんなこと?

3.歯科医院ではどうすればよい?

4.まとめ

■1.はじめに

今回は「会計時間」について考えてみましょう。

診察が終わったあと、患者さんにとって最後に残るのが受付での会計と次回予約です。

ここがスムーズだと、診療全体の印象がよくなります。

反対に、ここで長くお待たせしてしまうと、「診察は丁寧だったのに、最後が残念だった」と感じられてしまうことも少なくありません。

先生の医院ではいかがでしょうか。

診察が終わったあと、患者さんを気持ちよくお帰しできていますか。

受付業務は、マイナンバーカードによる資格確認が進み、受付そのものは以前よりもスムーズになっています。

ただ、その一方で、

「受付はすぐ終わったのに、なぜ会計で待つのだろう」と感じられる場面も増えてきました。

つまりこれからは、「受付を早くすること」だけでなく、「診察後の流れをどう整えるか」が、患者さんの満足度を大きく左右します。

会計待ちは、患者さんにとって“治療そのもの”ではありません。

だからこそ、少しの待ち時間でも不満につながりやすいのです。

しかし、会計・予約・電話・新患対応が一度に重なると、受付は一気に混雑します。

問題は、スタッフの努力不足ではありません。

業務が一か所に集中していることにあるのです。

■2.他産業でいえばどんなこと?

他の業界ではどうでしょうか。

たとえば小売業では、セルフレジやキャッシュレス決済が当たり前になりました。

お会計に長く並ぶこと自体が、少しずつ減ってきています。

ホテルでも同様です。

チェックインやチェックアウトは事前手続きや機械化が進み、「最後の手続き」はできるだけ短くする工夫がされています。

ここで大切なのは、「すべてを人がやる」ことではなく、

・できることは前倒しする 

・業務を分散する 

・お客様が“待っている”

と感じる時間を減らすという考え方です。

医療の現場でも、同じ方向に進んでいます。

マイナンバーカードによる受付、電子化された情報連携、後払いの仕組みなど、「診察後に待つ時間を減らす」工夫が進んでいます。

つまり、「診察が終わったら受付で待つのが当たり前」という時代から、「待たせない流れを設計する」時代へと変わってきているのです。

歯科医院でも、この考え方はそのまま活かせます。

■3.歯科医院ではどうすればよい?

1)次回予約は“受付で決めるもの”にしない

会計待ちの時間の多くは、実は会計そのものではなく、次回予約の調整に使われています。

患者さんのご希望、歯科医師の担当日、処置内容─これらを受付で一から調整していると、どうしても時間がかかってしまいます。

そこで大切なのが、診察中または診察終了時に、ある程度の方向性を決めておくことです。

・「次は1週間後くらいに確認しましょう」 

・「次回は30分ほどお時間をいただきます」

このように一言あるだけで、受付でのやり取りはぐっと短くなります。

受付は“ゼロから決める場所”ではなく、“最終確認の場所”にしていきたいですね。

2)受付業務を“分けて考える”

受付にはさまざまな業務が集中しています。

・資格確認 

・会計

・次回予約 

・電話対応 

・来院患者さんへの対応

これを一人で担えば、混雑時に止まってしまうのは当然です。

たとえば、

・電話は手の空いたスタッフが取る 

・予約変更は折り返し対応にする 

・新患対応の流れを分ける

このように業務を分散するだけでも、会計の流れは大きく変わります。

会計担当が会計に集中できる状態をつくることが、結果として待ち時間の短縮につながります。

3)会計までの準備”を整える

マイナンバーカードによる受付がスムーズになっているので、次に見直したいのは会計までの準備です。

・会計内容を事前に整理しておく 

・説明内容をある程度定型化する 

・キャッシュレス決済を取り入れる

こうした工夫によって、「受付に来てから考える」時間を減らすことができます。

すべてを一度に変える必要はありません。

できるところから少しずつ整えていくことが大切です。

4)待ち時間に“声かけ”を添える

患者さんが不満に感じるのは、時間そのものよりも「分からないこと」です。

・「あと3~5分ほどでご案内いたします」 

・「ただいま準備しておりますので、少々お待ちください」

この一言があるだけで、「放置されている」という印象はなくなります。

特に、治療後でお疲れの患者さんや、ご高齢の患者さんにとっては、会計待ちは想像以上に負担です。

最後の数分こそ、丁寧に向き合いたいですね。

5)会計時間は“医院の印象が決まる時間”

会計時間は、単なる事務処理ではありません。

・呼び出し方 

・カードや診察券の返却 

・最後の一言 

こうしたひとつひとつが、医院の印象を形づくります。

「待ったけれど嫌ではなかった」そう感じていただけるかどうかは、この時間にかかっているのです。

■4.まとめ

会計時間の問題は、スタッフの能力ではなく、仕組みの問題です。

だからこそ、

・次回予約はできるだけ診察終了後にする 

・受付業務を分散する

・会計までの準備を整える     

・待ち時間には一言添える

この4つを意識するだけでも、患者さんの体感は大きく変わります。

先生の医院では、診察後の時間が「ただ待つ時間」になっていないでしょうか。

それとも、「最後まで配慮を感じられる時間」になっているでしょうか。

治療技術だけでは差がつきにくいなか、こうした“流れの良さ”や“気づかい”が、患者さんの評価につながります。

会計時間を整えることは、単なる効率化ではありません。

患者さんの満足度を高め、継続通院や紹介につながる、大切な経営の一手です。

ぜひ一度、先生の医院の「診察終了からお帰りまで」の流れを、患者さんの目線で見直してみてください。

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【発行者】医業経営コンサルタント 木村 泰久