【コラム】

トルコ南部のシリア国境付近を震源とする地震は、
発生から1週間以上経過しました。
現時点で確認された死者数は3万7000人を超え、甚大な被害を受けました。
いまだに崩壊した家屋の下に取り残された人の捜索活動が続いています。

現地の建築法規を無視した建造物が多いのも
被害が増大した要因の一つのようです。
1人でも多くの命が救われることを祈るばかりです。

日本も地震の多い国です。
28年前に阪神大震災が発生し、12年前に東日本大震災が発生しました。

また、ウクライナの戦争は1年が経過し、激しさを増しています。
日本の周りにも、台湾をめぐる中国の動向や、
韓国と日本を狙う北朝鮮のミサイルがあります。
いつ戦争になるかも分らない状態です。

備えあれば憂いなし、今一度、防災について考えてみましょう。
避難経路や患者さまの誘導方法の確認、防災グッズの確認など
出来ることから始めましょう。

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【2023年度プログラム】
4月23日(日)13:00~17:00 「接遇セミナー」
6月25日(日)13:00~17:00 「M&D経営塾」創業20周年記念 特別講演
               ゲスト講師:WHITE CROSS株式会社
代表取締役CEO・歯科医師 赤司征大先生
受講料:1月5,000円(税込)、4月6月11,000円(税込)
会 場:飯田橋レインボービル
https://md-management.jp/improve/

【2023年度 WEBセミナー】NEW 各回16:00~17:30
2月16日(木) 「事例で分かる!クレーム対策の考え方」
3月16日(木) 「事例で分かる!キャッシュフロー経営」
5月18日(木) 「事例で分かる!診療契約と法律の知識」
7月13日(木) 「事例で分かる!分院展開と規模の拡大」
9月14日(木) 「事例で分かる!清潔管理と滅菌消毒」
10月19日(木) 「事例で分かる!人事評価の進め方」
11月  9日(木) 「事例で分かる!指導監査の現状と対策」
受講料:各回6,600円(税込)
受講方法:オンタイムまたは録画視聴からお選びいただけます
https://md-management.jp/improve/

【2023年度自費セミナー】NEW
1.ドクターのための究極の自費話術教室
第1回 2月22日(水)、23日(木祝)、※満席
第2回 10月8日(日)、9日(月祝)、
受講料:275,000円(税込・昼食込)
会 場:【予定】アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室
定員6名
https://md-management.jp/conversation/

2.歯科カウンセラー養成講座
第1回  6月11日(日)9:30~17:00
第2回  10月29日(日)9:30~17:00
受講料:27,500円(税込・昼食込)
会 場:飯田橋レインボービル
定員20名
https://md-management.jp/counselor/

【お知らせ】
※歯科経営改善ゼミナール DVD講座のお知らせ
https://md-management.jp/dvd/

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では、メルマガを始めさせていただきます。

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【メルマガの主旨】

優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。
そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング
対策が必要です。

このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。
優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。

みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。

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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日 
【発行者】 木村 泰久
(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント
株式会社 M&D医業経営研究所 代表取締役
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成功する!歯科医院のマーケティング対策 第457号

【目次】

1. 3年先の目標を考えよう
2.他産業でいえばどんなこと?
3.歯科医院ではどうすればよい?
4.まとめ
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■1.3年先の目標を考えよう

1.はじめに

昨年は1ドル150円にまで急激に円安が進み、年末になって130円まで急激に戻しました。
また、ウクライナの戦争は泥沼化して、各国がロシアから石油やガスを買わなくなったため、エネルギー価格が上昇しました。

これらの影響から、企業の倒産が増え物価が上昇しています。
特に食料品や電気代の上昇は消費者を直撃しています。
また、歯科衛生用品の値上げと入手難が同時進行しています。
グローブ、オーラ注、ガーゼなどが入らなくなっています。
また、カロナールは奪いあいになっており、入手のメドがつかなくなっています。
このようななかでどうすればよいでしょうか。

例えば、オーラ注やカロナールなど薬品の入手経路を大手の材料業者に変えてみる、医科で取り扱っている大手の薬剤問屋に問い合わせてみる、
などの対策が考えられます。
「今までの業者との付き合いを守って何もしない」
「欠品すると診療がとまるから連絡してみる」、
どちらの対応をとるのか、即断、即決、即実行を迫られるのです。

■2.他産業で言えばどんなこと?

日経ビジネス1月9日号の対談記事で、
ファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井正 代表取締役会長兼社長は、
即断、即決、即実行をするためには、例えば3年間でどれだけ成長するか、
そのためにどんな準備が必要かなどを明確にしておくことが必要だ、と述べられています。

計画と準備があれば、事態が想定外だったとしても、
目標を達成するために何をするべきかを考えられるからです。

また、後始末は時間が経過するほど手間がかかるといっています。
即実行する場合と、1週間後、1ヶ月後、1年後に実行する場合の難度は全然違うのです。

例えばオーラ注が欠品すると診療が止まります。
欠品してからあわてて納入業者を増やそうとしても間に合わず、
納品日も遅くなっていく可能性型が高くなるのです。
悪いことは時間の経過とともに悪化してゆき、対応をとることが難しくなっていくからです。

■3.歯科医院ではどうすればよい?

例えば、三年先の目標を定めると、
今年、来年、再来年に実施しなければならない対策が明確になってきます。
そして、対策を実施することで着実に目標の達成に近づくことができるのです。

では、歯科医院で具体的に3年先~5年先を考えるとはどういうことでしょうか。
例えば、私がいつもお話している「幸せな歯科医院」を実現するとします。
これは次のようなイメージです。

1.ユニット台数 6台から8台
2.スタッフ数 勤務医1人~2人、歯科衛生士(常勤)4人~6人、受付助手3人~4人。
3.週休2日 日曜、平日1日休診(シフト制)
4.診療時間 午前9時~午後6時 朝礼、準備、片付けは渡切時間外手当で定額支給。
5.か強診で、定期予防管理型。
6.歯列矯正は小児矯正、成人矯正とも実施。
7.リスクを下げるため、インプラントは症例を絞り、難症例は専門医療機関に送っている。
8.院内コミュニケーションを確立し、風通しのよい医院風土を形成している。

これは素晴らしい歯科医院ですね。
これを3年後の目標として、実現するための3年計画を考えるのです。
すると今年実施するべきことが明確になってきます。例えば次のような事項です。

1.ユニット台数が今は4台で、3年先に6台にするには、今年中に何台増設すべきか。
そのためにはどんなリニューアルが必要になるのか。

2.勤務医を2人体制にするには、今年中に何人採用する必要があるのか。
そのためにどんな対策がいつまでに必要なのか。

3.ユニットを増設した場合、歯科衛生士を何人採用する必要があるのか、
また受付助手の増員をどうするのか、そのために何をいつまでにどうする必要があるのか。

4.勤務シフトをどうするのか。

5.渡しきり時間外手当の導入と診療終了時間の短縮をするために、
いつまでにどんな対策が必要なのか、調べておくべき事項はないか。

6.3年後に歯列矯正を実施するために、矯正の専門医に来てもらうか、
自分でインビザラインのライセンスをとるのか、それはいつまでに必要なのか。

7.インプラントで連携できる医療機関をどうするのか、今年何をするのか。

8.院内コミュニケーションを改善するために、今年何をどうするのか。

3年先のゴールを明確にすることで、それまでに達成する道筋と、
途中の目標を立てることができることがお分かりいただけると思います。
そして、それらが明確になることで、判断の基準ができるので、
「即断、即決、即実行」をしやすくなるのです。

■4.まとめ

これからも大きな環境変化がおきそうです。
「三年先にどうなっていたいのか」を考えてみましょう。
そして、今年1年間で実施する事項を明確にしておくのです。

そうすることで、チャンスが巡ってきたら、すかさず「即断、即決、即実行」で、
目標に向かって達成できる体制を作ることができるのです。

以上