コロナウイルスで患者さんは感染の不安を抱えています。当院のコロナ対策の取組みを患者さんに伝えて、安心して受診していただきましょう。

1)入れない対策:入り口に「一ヶ月以内に新型コロナウイルスの感染地域に旅行された方、あるいは14日以内に感染地域に旅行された方と接触された方、37.5度以上の発熱のある方は、受診をご遠慮頂き、予約を取り直してください」と掲示しておきましょう。


2)待合室での感染予防対策:待合室での感染ルートは飛沫感染と接触感染の二つです。受付の感染予防対策は、マスクと手袋の着用、そして手洗いです。さらにエントランスやトイレのドアなどもアルコールで清拭します。

3)診察室での感染予防対策:診察室内では飛沫感染と接触感染に加えて、エアロゾルによる空気感染のリスクがあります。ウイルスに汚染された歯の削りカスや唾液、血液などが微細な水滴といっしょに空気中に浮遊しているからです。マスクとグローブに加えてゴーグルを着用しましょう。もちろんグローブは患者ごとに交換しましょう。さらに、患者さんが手で触れる、ユニットのひじ掛けなどは毎回清拭します。

4)患者さんへの説明:大切なのは、これらの感染予防対策・清潔管理を患者さんへの説明です。医院としての感染予防対策を伝えるポスターを、受付と診察室内に掲示して、患者さんに安心して治療を受けて頂きましょう。