【コラム】
気持ちのいい季節が続きますが、後10日ほどで6月です。

6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。
今年の標語は
【手に入れよう 長生きチケット 歯磨きで】。

コロナ禍も落ち着いてきました。
お子さま向けの医院独自のイベントを企画し集患につなげましょう。

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【2023年度プログラム】

6月25日(日)14:00~17:00 「M&D経営塾」創業20周年記念 特別講演
ゲスト講師:WHITE CROSS株式会社 代表取締役CEO・歯科医師 赤司征大先生
受講料:11,000円(税込)
会 場:会場受講は満席のため受付を終了しました。
    オンライン受講は引き続き申込みを受付けております。

【2023年度 WEBセミナー】NEW 各回16:00~17:30
7月13日(木) 「事例で分かる!分院展開と規模の拡大」
9月14日(木) 「事例で分かる!清潔管理と滅菌消毒」
10月19日(木) 「事例で分かる!人事評価の進め方」
11月  9日(木) 「事例で分かる!指導監査の現状と対策」
受講料:各回6,600円(税込)
受講方法:オンタイムまたは録画視聴からお選びいただけます

【2023年度自費セミナー】

1.ドクターのための究極の自費話術教室
第2回 10月8日(日)、9日(月祝)
受講料:275,000円(税込・昼食込)
会 場:【予定】アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室
定員6名

2.歯科カウンセラー養成講座
第1回  6月11日(日)9:30~17:00 ※満席のため受付終了
第2回 10月29日(日)9:30~17:00
受講料:27,500円(税込・昼食込)
会 場:飯田橋レインボービル
定員20名

【お知らせ】
※歯科経営改善ゼミナール DVD講座のお知らせ

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では、メルマガを始めさせていただきます。
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【メルマガの主旨】
優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。
そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング対策が必要です。

このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。

優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。

みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。

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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日 
【発行者】 木村 泰久
(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント
株式会社 M&D医業経営研究所 代表取締役
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成功する!歯科医院のマーケティング対策 第464号

【目次】
1.「歯と口の健康週間」イベントを考える
2.他産業でいえばどんなこと?
3.歯科医院ではどうすればよい?
4.まとめ

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■1.「歯と口の健康週間」イベントを考えよう

新型コロナウイルス感染症が第5類になりました。
歯科医院は医療機関です。
全く感染症予防対策を打たないで良いわけではなく、
感染予防対策を考慮しつつ、イベントを工夫する必要があります。

院内ミーティングなどで意見交換をして、患者さんに歯の予防について感心を持っていただけ、
またお子さんに楽しんでもらえるような内容にすることです。

■2.他産業でいえばどんなこと?

テーマパークや動物園、博物館も通常営業に戻りました。
東京ディズニーリゾートでは、中止や縮小していたパレードも完全復活しています。

過去3年間、感染力の強いコロナウイルス感染予防のため、
ソーシャルディスタンスを確保したり、3密を避け不自由な中でも
楽しめる工夫がなされていました。

コロナが第5類となった現在、各イベントやコンサートなども声出しの解禁や、
人数制限の緩和など、通常営業に戻しています。

■3.歯科医院ではどうすればよい?

コロナ前の生活に完全に戻ったわけではありません。
今まで感染を怖れて歯科医院での検診控えをしていた患者さんは、
いまだに以前のルーティンに戻り切れていない方もいます。

では定期検診や予防で来院していた、未来院の患者さんにどう接すれば良いでしょうか。

予防強化は患者さんにメリットがあります。
口腔ケアでウイルス感染の予防効果と重症化防止効果が期待できます。
歯科医療は内科などの疾患とは異なり、放置していても自然治癒する事はなく、
口腔内疾患が悪化していきます。

定期検診や予防で来院することで口腔疾患を早期発見できたり、
進行を遅らせることが可能です。

Withコロナの今年、「歯と口の健康週間」イベント開催にも工夫が必要です。

例えば、職業類似体験イベントとして、歯科医師や歯科衛生士のお仕事を知ってもらうのはいかがでしょうか。
歯ブラシとミラーでドクター役、歯科衛生士役をしてもらいましょう。

親御さんやスタッフが患者役になり、1人のスタッフが介助し、
子ども達にはスクラブを着せて、医院での言葉を使わせましょう。

手指消毒・検温からの患者誘導、エプロンをかける、
うがいをしてもらう、ユニットチェアを倒す、口腔内をミラーで見せる、
簡単な術者磨きをさせる、チェアを起こす、うがいをさせる、
エプロンを外す、など一連の作業をしてもらいます。

これが子ども達にとって新鮮な体験になります。
1組15分程度のイメージです。

■4.まとめ

歯科医師または歯科衛生士が必ず付き添って、導入と退出をさせてください。
お子さんや親御さん達の安全を確保する必要があります。

使用した歯ブラシは差し上げましょう。
さらに、歯磨き粉やキシリトールガムなどの試供品を
お土産として持って帰っていただきましょう。

さらに、顔貌が写ることの了承が得られたら、
デジカメで撮影をし、イベントの記録として待合室に掲示しましょう。
その写真をプリントして、次回来院されたときにお渡ししても良いでしょう。

楽しい思い出が作れると、お子さんにとって歯科医院が「怖くて嫌な場所」ではなくなります。
定期的に予防で来院してくれるお子さんも増えてくるでしょう。

ポスターやホームページでのイベント告知とともに、
引き続き感染症予防対策をしていることを患者さんに知らせて、
安心してイベントに参加していただけるようにしましょう。

以上