【コラム】
カタールでサッカーワールドカップが開催中です。
日本は初戦、強豪ドイツに2-1で勝利し、日本中が歓喜の渦に包まれました。

2戦目はコスタリカに惜しくも負けてしまいましたが、
グループリーグ最終のスペイン戦では是非とも奇跡を起こしてもらいたいものです。

物価高、原油価格の高騰、コロナ感染症の第8波など暗いニュースばかりでしたが、明るいニュースで気分も高揚します。

テレビ中継を観ていると、マスクをしている人が殆どいません。
日本もようやく新型コロナを現行の2類から5類への引き下げを早期に検討していくと、加藤厚労相が名言しました。

塩野義製薬の飲み薬「ゾコーバ」も緊急承認され、世界から遅れを取っている日本のコロナへの対策、考え方も変わってきているようです。

インフルエンザとコロナの同時感染が懸念されており、
弊社のクライアント医院でもコロナ感染者が増加しています。
院内感染ではなく、お子さんから感染している例が多いようです。
濃厚接触とされて休診に追い込まれる事態を避けるため、
アルコール消毒、マスク着用、体温測定、午前と午後の換気、個食黙食を励行して、感染予防に努めましょう。

そして、
自己免疫力を上げ、益々寒くなる冬を乗り切りましょう。

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【2022年度プログラム WEBセミナー】16:00~17:30

12月15日(木) 「何とかしたい! 問題職員対策の進め方」
受講料:各回5,500円(税込)
受講方法:オンタイムまたは録画視聴からお選びいただけます

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【2023年度プログラム】NEW
1月15日(日)13:00~17:00 「新春セミナー」
4月23日(日)13:00~17:00 「接遇セミナー」
6月25日(日)13:00~17:00 「M&D経営塾」創業20周年記念 特別講演
※講師に、WHITE CROSS株式会社代表取締役CEO・歯科医師 赤司征大先生をお迎えします。
受講料:1月5,000円(税込)、4月6月11,000円(税込)
会 場:飯田橋レインボービル

【2023年度 WEBセミナー】NEW 各回16:00~17:30
2月16日(木) 「事例で分かる!クレーム対策の考え方」
3月16日(木) 「事例で分かる!キャッシュフロー経営」
5月18日(木) 「事例で分かる!診療契約と法律の知識」
7月13日(木) 「事例で分かる!分院展開と規模の拡大」
9月14日(木) 「事例で分かる!清潔管理と滅菌消毒」
10月19日(木) 「事例で分かる!人事評価の進め方」
11月  9日(木) 「事例で分かる!指導監査の現状と対策」
受講料:各回6,600円(税込)
受講方法:オンタイムまたは録画視聴からお選びいただけます

【2023年度自費セミナー】NEW
1.ドクターのための究極の自費話術教室
第1回 2月22日(水)、23日(木祝) ※残席3。お早めにお申込みください。
第2回 10月8日(日)、9日(月祝)
受講料:275,000円(税込・昼食込)
会 場:【予定】アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室
定員6名

2.歯科カウンセラー養成講座
第1回  6月11日(日)9:30~17:00
第2回 10月29日(日)9:30~17:00
受講料:27,500円(税込・昼食込)
会 場:飯田橋レインボービル
定員20名

【お知らせ】
※歯科経営改善ゼミナール DVD講座のお知らせ

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では、メルマガを始めさせていただきます。
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【メルマガの主旨】
優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。
そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング対策が必要です。

このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。
優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。

みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。

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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日
【発行者】 木村 泰久
(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント
株式会社 M&D医業経営研究所 代表取締役

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成功する!歯科医院のマーケティング対策 第452号

【目次】
1.スタッフを育成する人事評価制度の導入
2.他産業でいえばどんなこと?
3.歯科医院ではどうすればよい?
4.まとめ

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■1.スタッフを育成する人事評価制度の導入
現場で、身勝手で職務や他のスタッフへの配慮ができない、セクハラやいじめをする、
職務にふさわしくない服装や化粧、欠勤や遅刻早退を繰り返す医師やスタッフが増えています。

背景に、空前の売り手市場やゆとり教育の弊害、
歯科教育機関の偏差値低下なども指摘されています。

歯科医療は医師やスタッフが一人でできる業務ではなくチーム医療が前提となります。

このように身勝手で職務の障害となっている職員に対しては評価を下げ、
逆に懸命に頑張っているスタッフには賞与や昇給で報いる必要があります。

さらに、経験の浅いスタッフには、どうすれば評価してもらえるのかを伝え
目標を与えて優秀なスタッフに養成しなければいけません。

人事評価は、やる気(情意)、能力、業績(貢献度)の3つの視点で行ないます。
初級、中級、上級にわけて、それぞれの経験年数や能力を細かく評価していきます。
そのうえで、思い込みやひいきがなくなるように、評価委員会で話し合います。

そして、評価が決定したら、賞与金額に反映します。
その上で、個別面談で評価結果を伝えていきます。

■2.他産業でいえばどんなこと?

企業では、どんな形式であれ、必ず人事評価を行っています。
コンビニでも、ファミレスでも、本部の基準による評価表があり、
店長がそれに基づいて評価して、時給や昇給を決めていくのです。
ただし、多くの企業では従業員の能力と業績を横並びで比較する「相対評価」が行われています。

公務員は資格試験などによってその人の能力を測る「絶対評価」で格付けが行われています。

しかし、
人事評価には「絶対評価」と「相対評価」の組み合わせが必要です。
一定の経験能力を持つ者同士を、やる気、能力、業績で比較する必要があるからです。
これを評価システムに取り入れる必要があります。

■3.歯科医院ではどうすればよい?

スタッフの納得性の高い人事評価制度の構築には、
1.評価の透明性の原則
2.評価の公平性の原則
3.評価の納得性の原則
を確保する必要があります。

そして、公平な人事評価制度の導入のために、
1.公平な給与規定や賞与規定の制定と運用、
2.評価面接の定期実施、
3.院長や分院長への評価者訓練の実施
などの具体的な施策を作りこむ必要があります。

■4.まとめ

人事評価の目的は、ボーナスや賃金の値決めをするためではありません。
すべてのスタッフが優秀者(ハイパフォーマー)になるように、
一定期間の従業員の業務遂行における「業績」「能力」「情意(やる気・態度)」を
一定の方法に従って管理者が評価し、指導育成することです。

詳しくはDVD講座「スタッフを育成する人事評価制度の導入」で解説しています。
評価表のサンプルによる人事評価のシミュレーションができます。
ぜひご検討ください。

以上