【コラム】
コロナ禍で始まった2022年も一年の半分に到達しようとしています。
ようやく行動制限が解除され元の生活に戻りつつあります。

6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。
数年ぶりに来院する患者さんも増えてくるでしょう。

令和4年度は「いただきます 人生100年 歯と共に」をスローガンとし、「生きる力を支える歯科口腔保健の推進」が重点目標です。

歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着をはかり、
歯科疾患の早期発見・治療を徹底する事により歯の寿命を延ばし、
国民の健康の保持増進に寄与することを目的としています。
(日本歯科医師会ホームページより引用)

この機会に是非、院内でのイベントを計画し、
予防歯科の重要性をお伝えしましょう。

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【2022年度プログラム 対面式セミナー】 会場:飯田橋レインボービル

6月19日(日)13:00~17:00
「M&D経営塾 ~幸せな歯科医院経営を考える」

新春セミナーでは、成功するためには規模をめざすのではなく、
「幸せな歯科医院経営」をゴールにする必要がある、とお話しました。

今回の「M&D経営塾」は、インタビューと取材画像で、どんな医院で、どんな考え方で、どんな工夫をしているのか、
「幸せそうな歯科医院」の事例をご紹介します。

また、
幸せな歯科医院経営には優秀なスタッフの確保と活用が不可欠です。
最近は管理栄養士を採用する医院が増えていますが、
受付助手だけを担当させているようです。

そこで、
北海道の秀和会つがやす歯科医院での管理栄養士活用の先進事例と、
製薬会社と連携して研究開発にとりくむ歯科衛生士の事例をご紹介します。

セミナーは当日の様子を収めた録画配信でもご受講いただけます。
ぜひ、ご期待ください。

尚、終了後は近傍にて懇親会を予定しています。(会費5,000円程度)


◆会 場:飯田橋レインボービル  JR、地下鉄飯田橋駅下車 徒歩5分
◆受講形式:会場または録画配信
◆受 講 料:@11,000円(税込)

【2022年度プログラム WEBセミナー】各回16:00~17:30

6月23日(木) 「採算性を高める!予防歯科の導入対策」
 7月14日(木) 「困ったトラブル患者対策の進め方」
 8月18日(木) 「歯科医院のための人事制度の構築」
 9月22日(木) 「医院を守る、就業規則の策定」
10月13日(木) 「スタッフを育成する人事評価制度の導入」
11月17日(木) 「モチベーションを高める給料賞与の払い方」
12月15日(木) 「何とかしたい! 問題職員対策の進め方」

受講料:各回5,500円(税込)

受講方法:オンタイムまたは録画視聴からお選びいただけます

【2022年度自費セミナー】

1.歯科カウンセラー養成講座 

第1回 5月29日(日)9:30~17:00 ※満席
第2回10月30日(日)9:30~17:00
受講料:22,000円(税込・昼食込)
会 場:飯田橋レインボービル
定員20名

2.ドクターのための究極の自費増大の話術教室

第2回 2022年9月18日(日)19日(月祝)
受講料:220,000円(税込・昼食・懇親会込)
会 場:(予定)アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室

講師3名に対し受講生定員6名という贅沢なセミナーです。
心理学をベースにした徹底的なロールプレイで、話術を持ち帰れるセミナーです。

【お知らせ】

※歯科経営改善ゼミナール DVD講座のお知らせ

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では、メルマガを始めさせていただきます。───────────────────────────────────

【メルマガの主旨】
優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。
そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング
対策が必要です。

このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。
優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。

みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。

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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日 
【発行者】 木村 泰久
(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント
株式会社 M&D医業経営研究所 代表取締役

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成功する!歯科医院のマーケティング対策 第441号

【目次】

1.自費増大のマネジメント
2.他産業でいえばどんなこと?
3.歯科医院ではどうすればよい?
4.まとめ

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■1.自費増大のマネジメント

歯科は自費診療が認められています。
保険診療は営業利益率25%に対し、自費診療の営業利益率は45%~50%です。
自費診療を増やすことが歯科経営にとって重要です。

患者さんは看板を見たり、ホームページを見て、いきなり来院するわけでは
ありません。
殆どの患者さんは、友達や家族から当院の評判を聞いて、
良い歯科医院であることを確認して来院されます。

自費を増やすには、舞台装置を整える必要があります。

1.自費メニューの多様化
2.自然な情報提供ツールの整備
3.自費説明ツールの整備
4.医師のカウンセリング技法の習得
5.歯科カウンセラーの養成
6.定期予防によるリピーターの確保

これはレストラン選びに似ています。

■2.他産業でいえばどんなこと?

友達やインターネットから情報を集め、良いレストランを見つけて予約をします。
そして期待を持ちながら出掛けます。

そのレストランでいきなり「おすすめ定食でお願いします」というお客さんは
いるでしょうか。

あるいは、最初からフロア担当に「お客様はおすすめ定食でよろしいですね」と
言われたら、どんな感じがするでしょうか。

せっかくだから、とりあえずメニューを見たいものです。
オススメも聞いてみたいでしょう。

そして、特別メニューを見せられ、
「今月のスペシャルメニューは、季節のお魚と近郊農家で栽培した
無農薬野菜を使ったもので、プロバンス風スズキのパイ包み焼きと、
フレッシュサラダ、そして当店名物のラタトゥイユのコースです」
「季節の前菜とデザートをお楽しみいただきます」
「ワインはフルーツ風味が豊かな微発泡白ワインをオススメしています」
と言われたら、欲しくなりませんか?

「じゃあ、それでお願いします」となりませんか?

■3.歯科医院ではどうすればよい?

歯科医院では
最初から「保険でお願いします」という患者さんが大勢いらっしゃいます。
しかし、それは他のメニューがあることを知らないから。

だから「保険で一番よい治療をしてくれそうな歯科医院」を探してきたわけです。

「当院では保険治療もできますが、やがて今回と同じ結果になってしまいます。」

そして、きれいなパンフレットをみせて、
「保険治療の他に長持ちする治療、白くて綺麗な治療・・・中略・・・、
どのような治療がご希望ですか?」
と聞いてあげたら、何人かは興味を持ってくれます。

そして、次回までに検討を依頼します。

■4.まとめ

患者さんの「保険が第一選択」という考えを捨てることが必要です。
歯科医院は医療機関であり、その時点でもっとも医療として優れた治療を勧める
義務があります。

総合病院では内臓の手術に腹腔鏡手術と開腹手術のどちらをすすめるでしょうか。
また、患者さんはどちらを望んでいるでしょうか。

患者さんは知らないものは選べません。
それを丁寧にお伝えする必要があります。

弊社ではスタッフ向けに「歯科カウンセラー養成講座」、
歯科医師向けに「ドクターのための究極の自費増大の話術教室」を開催しています。

全ての患者さんに自然に自費の説明をすること、これが自費増大の前提です。

弊社のセミナーでは、
自費カウンセリングのシナリオ集による徹底的なロールプレイをすることで
体得していただきます。
自然に自費の説明ができるようになることが自費増大のポイントです。

今年は、
「歯科カウンセラー養成講座」10月30日(日)に、
「ドクターのための究極の自費増大の話術教室」は
9月18日(日)~19日(祝月)を予定しています。

どちらも今年度第1回セミナーは満席でした。
お早めにお問い合わせください。

以上