令和元年10月28日発行

台風15号、19号、そして先日の大雨は関東から東北、特に千葉県に大きな被害をもたらしました。
お亡くなりになった方に哀悼の意を表します。
また、洪水や土砂崩れで被害にあわれた方にお見舞いを申し上げます。

さて、10月も月末に近づき、一斉に手帳が書店に並び始めました。
来年度の日程を考え始める時期です。
そして、すぐに年末を迎えます。

今年はインフルエンザの流行が早く既に患者が出始めています、予防接種をしておいて下さいね。

さて、
スタッフ向けの「歯科カウンセラー養成講座」を12月15日に開催します。
このセミナーでは、スタッフを1日でカウンセリングができる人材に養成します。修了証を発行しますので、待合室に掲示できます。

先週、ドクター向け講座を受講された先生を訪問する機会があったのですが、
この医院ではスタッフ全員を「歯科カウンセラー養成講座」を受講させ、ドクターとスタッフが自費説明を分担して行なうようになったところ、それまで自費治療がほぼゼロだったのが、今ではコンスタントに300万円を超えているそうです。
この他にも多くの歯科医院からお礼のメールを頂戴しています。

自費を押しつけるのではありません。
患者さんが自分から自費治療を選んでくれるようになる、説明のポイントを学習していただくセミナーです。
ぜひ、ご参加をご検討ください。

また、自費話術セミナーが台風で延期になりました。
新しい開催日は、令和2年2月23日(日)24日(祝)です。
来年は、日祝の連休が少なく、その次の開催は令和2年の11月22日(日)23日(祝)を予定しております。
とても効果が高いと評価をいただいている自費セミナーです。
ぜひ、受講をご検討ください。

■1.「歯科カウンセラー養成講座」スタッフ向け自費セミナーの決定版です!

スタッフ向けの、心理学に基づく話術とロールプレイの研修です。 
「自費説明シナリオ集」、「初診カウンセリングツール」を使って復習できます。
「歯科カウンセラー養成講座修了証」を発行します。

□ 12月15日(日) 9:30~17:00 定員20名

【会  場】 飯田橋レインボービル:東京都新宿区市谷船河原町11 
TEL03-3260-4791 JR・地下鉄飯田橋駅5分
【受講料】 1名様20,000円+税(昼食付) 
●お申込みは、
https://md-management.jp/counselor/

■2.「ドクターのための究極の自費増大の話術教室」2日間コース
自費を毎月100万円以上獲得できる先生が続出しています!
講師3人に対し受講生6人という贅沢なセミナーです。
□ 2月23日(日)、24日(祝)定員6人   

●お申込みは、
https://md-management.jp/conversation/

【受講料】 1名様 200,000円+税(昼食・懇親会付)
宿泊は各自お手配願います。 
【会  場】 アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室 
渋谷区渋谷2-22-8 名取ビル3階

■■2019年度 「歯科経営改善ゼミナール」プログラム■■
                   
11月17日(日)午前10時~12時 「歯科医院の患者トラブル対策セミナー」
※年末年始のクレームなど増える時期に合わせて、トラブル対策を解説します。

12月15日(日)9:30~17:00 「歯科カウンセラー養成講座」
【受講料】 1名様20,000円+税(昼食付) 

【会場】 飯田橋レインボービル:東京都新宿区市谷船河原町11 
Tel 03-3260-4791 JR・地下鉄飯田橋駅5分
【お申し込み】
https://md-management.jp/improve/

【お知らせ】
※歯科経営改善ゼミナール DVD講座のお知らせ
https://md-management.jp/dvd/

                           
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では、メルマガを始めさせていただきます。

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【メルマガの主旨】

優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。
そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング
対策が必要です。

このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。
優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。

みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。

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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日 
【発行者】 木村 泰久
(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント
株式会社 M&D医業経営研究所 代表取締役
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「正しくマスクを着用しよう」

■1.はじめに

インフルエンザが猛威をふるい始めています。
予防が大切ですが、みなさんはマスクを正しく着用していますか?

院内では、ドクター、歯科衛生士、歯科助手のみなさんもマスクを着用していると思います。
でも、正しく着用している人が意外に少ないのです。

実は、マスクの着用の仕方や使い方によっては、効果がほとんどない場合もあります。

いまさらですが、今回はマスクの正しい着用方法を考えてみましょう。

■2.効果のない着用って、どんなこと?

歯科は患者さんの口腔や鼻と距離が近くなるほか、処置中に唾液の飛沫が飛散するので、感染防止のために正しくマスクを着用する必要があります。
このため、飛沫感染を防止できる着用方法が必要です。

しかし、次のような方はいませんか?

1.マスクを鼻の形に折り曲げず隙間が残っている。
息苦しいからと、わざと鼻とマスクの間に隙間を残している方もいます。
これでは着用していないのと同じです。

2.口だけを覆って鼻を出している。
鼻を出しているのは息苦しいからでしょう。
しかしこの場合は、自分の咳や唾液の飛散防止効果はありますが、飛沫感染から自分を守ることはできません。

3.患者さんと話すときに顎マスクで会話をする
これは患者さんに失礼であるだけではありません。
患者さんの治療の際に飛び散り、術者の顎や顔に付着した患者さんの唾液や血液、さらに、問診の際に飛散して術者の顔に付着した患者さんの唾液などが、マスクを戻すときにマスクの内側に付着してしまいますので大変危険な行為です。

■3.歯科医院ではどうすればよい?

それでは、マスクを正しく着用する手順をご紹介しましょう。

1.上になる部分を確認する:
針金の入っている側が上側です。
これは針金を曲げることで鼻とマスクの間のすき間をなくすためです。

2.裏表を確認する:
通常は、耳にかけるゴムの取り付け部分が外になります。
つまり、マスクの端っこを耳かけが抑えこむ形になります。
また、マスクのヒダが上から下に重なるようになるのが表です。
反対に着用すると、マスクのヒダが反対になって息を吸いにくくなるほか、院内の空気中の埃などがマスクのヒダに貯まってしまい、それを通して呼吸することになってしまい不潔です。
正しく着用するとマスクのひだに埃がたまらないだけでなく、空気を吸いやすくなります。

3.真ん中から半分に折り曲げる:
針金の部分をきちんと二つに折り曲げます。
これは鼻の位置にぴったり合ってずれないようにするためです。
また、外したときにすぐに二つに折ってマスクの内側を保護するためです。

4.折り目に鼻を合わせて、ゴムを耳にかける:
折り目があると鼻の真ん中に装着しやすくなります。
ゴムをずれないように耳にかけましょう。

5.鼻と折り曲げたカーブを合わせて隙間が残らないようにする。
マスクを装着したら、
折り目のワイヤーをおさえて鼻とマスクの間にすき間が残らないように調整しましょう。
息苦しくなるからとすき間を残す方がいますが、
空気中に漂っている飛沫が呼吸のたびにすき間から入ってきます。
マスクで直接飛び散ってくる患者さんの唾液などを防護するだけになってしまい効果が半減します。

6.マスクのひだを伸ばして、顎に密着させる。
マスクのひだを顎の下まで引っ張って伸ばし、
顎に患者さんの唾液やハンドピースからの飛沫がかからないようにしましょう。

■4.まとめ
 
歯科医師や歯科衛生士が着用しているマスクの表面には、
インフルエンザウイルスだけでなくHBVやHCV、
さらにHIVなどのウイルスも患者さんの唾液や血液といっしょに飛沫となって付着しています。
マスクの外側を素手で触らないように注意しましょう。
また外して捨てるときも、マスクの外側を内側に折り込んで捨てるようにしましょう。