令和元年5月13日発行

令和になり、10連休が終わって一週間が経ちました。

どの医院もようやく患者さんが落ち着いてきたのではないでしょうか。

弊社のクライアント医院では、4月30日、5月1日、2日など、通常は平日だった日

に当番制で開けた医院が多く、

結果的に広域から急患を受入れることができました。

さすがに10連休になると患者さんも困りますから、いろいろ歯科医院を探した

のでしょう。

弊社でホームページを管理している医院は、すべて担当者から連絡して、

ホームページに診療日程を表示していました。

このような地道なサービスが重要だと思います。

今回は、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の施設基準をとりあげます。

これから「か強診」の施設基準を満たそうとする医院が多いようです。

すでに施設基準を取得した医院も、来年3月までに、新しい施設基準を満たす

必要があります。

ところが、施設基準のハードルが高くなっていて、なかなか大変なのです。

まだ歯科医師会の会員であれば、それほど問題にならないのですが、

非会員の医院ではかなり大変です。

また、歯科医師会の会員でも、実際にSPTの算定や訪問診療5回の実績をどう作

るのかなど困っている医院も多いようです。

「か強診を取得し、最大限に活用するセミナー」を開催します。

【お申し込み】

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)は、地域包括ケアシステム

を展開するうえで重要な社会的インフラとして、厚生労働省が期待している

対策の一つです。このため、今後も優遇施策が続くと考えられます。

しかし、30年改定によって施設基準のハードルが上がりました。

新たに取得するだけでなく、

歯科医師会の非会員の先生は来年3月末までの更新にも苦労しているようです。

このセミナーでは「か強診」の取得対策と更新対策としての、

3つの施設基準を満たすための情報提供、

そして、最大のネックになっている年間5回の歯科訪問診療の開始方法や

保険算定のポイント、

10回以上と決められているフッ化物歯面塗布処置、

30回以上と決められているSPTの算定手順などについて解説します。

歯科医師会の非会員の歯科医院で、これから「か強診」を目指す歯科医院、

施設基準の更新に手間取っている先生にお勧めします。ぜひご期待ください。

◆日 時:2019年5月19日(日)10:00~12:00

◆会 場:飯田橋レインボービル

http://www.ienohikariss.co.jp/bld/

東京都新宿区市谷船河原町11  JR、地下鉄飯田橋下車 徒歩5分

      TEL:  03‐3260‐4791

◆受講料:10,800円(税込)、お二人目から1名5,400円(税込)

◆主 催:株式会社M&D医業経営研究所

    〒227-0063 横浜市青葉区榎が丘4-7アクティブ青葉台203

【お申し込み】

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■■2019年度 「歯科経営改善ゼミナール」プログラム■■

日  時                    テーマ

5月19日(日)午前10時~12時 「か強診を取得し、最大限に活用するセミナー」

※「か強診」の取得対策と、SPTの算定などについて解説します。    

6月16日(日)午後1時~5時    「歯科医院経営塾」

※恒例の歯科経営塾です。今年は医療法人社団未来会理事長 山田孝先生を

予定しています。さらに、房前事務長によるセミナーも予定しています!

楽しみです。

※7月14日(日)~15日(祝)   「究極の自費話術教室」

【会場】アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室 

【受講料】 1名様 200,000円+税(昼食・懇親会付)

9月22日(日)午前10時~12時   「歯科医院の人事評価の進め方」

※恒例の人事評価のケーススタディです。歯科衛生士、受付助手の人事評価表

を差し上げます。

10月13日(日)、14日(祝)「究極の自費話術教室」

【会場】アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室 

【受講料】 1名様 200,000円+税(昼食・懇親会付)

10月20日(日)午前10時~午後5時「歯科カウンセラー養成講座」

【受講料】 1名様20,000円+税(昼食付)

※追加しました。

11月17日(日)午前10時~12時 「歯科医院の患者トラブル対策セミナー」

※年末年始のクレームなど増える時期に合わせて、トラブル対策を解説します。

12月15日(日)午前10時~午後5時「歯科カウンセラー養成講座」

【受講料】 1名様20,000円+税(昼食付) 

「歯科経営改善ゼミナール」について

【メイン会場】 飯田橋レインボービル:東京都新宿区市谷船河原町11 

Tel 03-3260-4791 JR・地下鉄飯田橋駅5分

※究極の自費話術教室は会場が異なります。

【受講料】 10,000円+税、お二人目から1名5,000円+税 

※究極の自費話術教室と歯科カウンセラー養成講座は受講料が異なります。

【主催】 株式会社M&D医業経営研究所 

〒227-0063横浜市青葉区榎が丘4-7アクティブ青葉台203

【お申し込み】

【お知らせ】

※DVD講座のお知らせ

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■■■2019年度の自費話術セミナー 開催予定■■■

■1.「究極の自費話術セミナー」2日間コース

自費を毎月100万円以上獲得できる先生が続出しています!

講師3人に対し受講生6人という贅沢なセミナーです。

□ 第1回  7月14日(日)、15日(祝)定員6人                                  

□ 第2回 10月13日(日)、14日(祝)定員6人                                  

【受講料】 1名様 200,000円+税(昼食・懇親会付)

宿泊は各自お手配願います。 

【会  場】 (予定) アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室 

渋谷区渋谷2-22-8 名取ビル3階

●お申込みは、

■2.「歯科カウンセラー養成講座」

スタッフ向けの、心理学に基づく話術とロールプレイの研修です。 

「自費説明シナリオ集」、「初診カウンセリングツール」を使って復習できます。

「歯科カウンセラー養成講座修了証」を発行します。

□ 第2回 10月20日(日) 9:30~17:00 定員20名

□ 第3回 12月15日(日) 9:30~17:00 定員20名

【会  場】 飯田橋レインボービル:東京都新宿区市谷船河原町11 

TEL03-3260-4791 JR・地下鉄飯田橋駅5分

【受講料】 1名様20,000円+税(昼食付) 

●お申込みは、

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では、メルマガを始めさせていただきます。

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【メルマガの主旨】

優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。

そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング

対策が必要です。

このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。

優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新

規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にして

いただければと思います。

みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考

えております。

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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日 

【発行者】 木村 泰久

(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント

株式会社M&D医業経営研究所 代表取締役

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成功する!歯科医院のマーケティング対策 第376号

「か強診を活用しよう」

■1.はじめに

みなさんの歯科医院は、

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の施設基準を満たしているでしょうか。

「か強診」を取得するメリットは、なんといっても保険点数の高い、

初期う蝕管理加算や、SPT2を算定できることです。

初期う蝕管理加算の算定要件は、フッ素塗布とCCDによる撮影だけです。

これで260点です。

また、

SPT2の算定要件は、歯周ポケット4ミリ以上があることです。

これで、20歯あると、再診料や実施指導も合わせると1070点です。

実際には、全顎SRPを終了したうえで、歯周精密検査を行なう必要があるなど、

こまかな算定要件がありますが、

一般の歯科診療所よりも有利に設定されています。

■2.他産業でいえばどんなこと?

なにかの基準を満たすことで、有利になるようなことが他の産業であるでしょ

うか。

例えば、飲食店ではミシュランの星がつくと、お客さんの数がどっと増えます。

さらに、ある程度客単価もあげることができます。

しかし「か強診」は国から役割を与えられ、その役割に応じて包括された診療

報酬での算定を認めてもらえるという施設基準です。

実際、外来環境加算の算定をしていること、複数の歯科医師や歯科衛生士がい

ることなど、その地域の中核的な歯科診療所であることが前提になります。

つまり、これを積極的に表示して、患者さんに分かりやすく伝えることで、

ミシュランの星のようなブランディングが可能になるのです。

■3.歯科医院ではどうすればよい?

歯科医院では、なんとかこの施設基準を取得したいところです。

しかし、現実にはなかなか大変です。

歯科医師が院長1人の診療所では、訪問歯科診療に手が回りません。

歯科衛生士が採用できていない歯科医院では施設基準が満たせません。

さらに、

外来環境加算の算定ができる状態に滅菌消毒を高度化する必要があります。

そして、

訪問歯科診療を5回以上、

フッ素塗布処置を10回以上、

SPTを30回以上

算定することが前提になります。

そのうえに、

以下の項目のうち、3つ以上に該当する必要があるのです。

ア 過去1年間に、居宅療養管理指導を提供した実績があること。

イ 地域ケア会議に年1回以上出席していること。

ウ 介護認定審査会の委員の経験を有すること。

エ 在宅医療に関するサービス担当者会議や病院・介護保険施設等で実施され

    る多職種連携に係る会議等に年1回以上出席していること。

オ 過去1年間に、栄養サポートチーム等連携加算1又は栄養サポートチーム

    連携加算2を算定した実績があること。

カ 在宅医療又は介護に関する研修を受講していること。

キ 過去1年間に、退院時共同指導料1、退院時共同指導料2、退院前在宅療

    養指導管理料、在宅患者連携指導料又は在宅患者緊急時等カンファレンス

    料を算定した実績があること。

ク 認知症対応力向上研修等、認知症に関する研修を受講していること。

ケ 自治体が実施する事業に協力していること。

コ 学校校医等に就任していること。

サ 過去1年間に、歯科診療特別対応加算又は初診時歯科診療導入加算を算定

    した実績があること。

それぞれの項目について何も情報がないと、絶望的なほど高いハードルに感じ

られると思います。

■4.まとめ

実際、あらたに施設基準を満たす必要がある歯科医院よりも、以前の施設基準

を満たしていて、来年3月末までに、これらの基準を満たさないと、施設基準

を失う危険のある歯科医院のほうがプレッシャーだと思います。

しかし、

対策は一つひとつに地道に取り組むしかありません。

ただし、情報が必要です。

そのためには、セミナーに参加して情報を得る必要があります。

さらに、

せっかく「か強診」を更新できたら、それを最大限に活用する必要があります。

この活用方法についても、ヒントを得ておくのと、

なにもなくて取り組むのとでは、結果が違ってきます。

「か強診を取得し、最大限に活用するセミナー」を開催します。

【お申し込み】

◆日 時:2019年5月19日(日)10:00~12:00

◆会 場:飯田橋レインボービル

http://www.ienohikariss.co.jp/bld/

東京都新宿区市谷船河原町11  JR、地下鉄飯田橋下車 徒歩5分

       TEL:  03‐3260‐4791

このセミナーでは「か強診」の取得対策と更新対策としての、3つの施設基準

を満たすための情報提供、

そして、最大のネックになっている年間5回の歯科訪問診療の開始方法や保険

算定のポイント、10回以上と決められているフッ化物歯面塗布処置、

30回以上と決められているSPTの算定手順などについて解説します。

歯科医師会の非会員の歯科医院で、これから「か強診」を目指す歯科医院、

施設基準の更新に手間取っている先生にお勧めします。ぜひご期待ください。

◆受講料:10,800円(税込)、お二人目から1名5,400円(税込)

◆主 催:株式会社M&D医業経営研究所

    〒227-0063 横浜市青葉区榎が丘4-7アクティブ青葉台203

【お申し込み】

以上