今年は、6月4日(火)から6月10日(月)まで、歯と口の健康週間です。

この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的としています。

コロナ禍が明けて、初めての歯と口の健康週間で、歯科医師会などでもイベントを行い、マスコミにも取り上げられる歯科界の一大イベントになると思います。この機会を活かしましょう。

歯科医院で簡単にできるイベントを工夫しましょう。患者さんの歯科医療についての関心が高まり、新患も増える可能性があります。以下、親子で楽しめる子ども向けイベントのアイデアをご提案します。

★子ども向けイベント★

6月4日から10日までの一週間のうち、土日である8日(土)、9日(日)に実施して、ご両親とともにご来院いただいてはいかがでしょうか。

①ヨーヨー釣り:初夏で暑い日もでてきますので、駐車場などで、子どもさんに人気のヨーヨー釣りを行ってはいかがでしょうか。Amazonでセットを3,980円で販売しています。金魚すくいのように生き物を扱わないので、スタッフの負担も楽です。保育士さんに担当してもらいましょう。

②歯のお絵かき大会:サクラから、水で落とせるクレヨンが出ています。Amazonで1箱864円で買えますので、2箱準備しておきましょう。子どもさんは服や、医院の壁などにもクレヨンをつけてしまいますので、水で落とせるクレヨンは優れものです。待合室で「歯の絵」を書いてもらったり、家で書いて持ってきていただきます。作品は順次待合室で展示しましょう。書いていただいたお子様には、歯ブラシや定規、マーカーなどの景品を差しあげましょう。

③院内ツアー:ツアーの日時を設定し、事前予約を受けて院内を案内して子ども達に設備の説明をします。CTやクラスBオートクレーブなど高度医療機器を説明するとよい宣伝になります。合わせて、両親に向けて、待合室でインプラントや小児矯正、成人矯正、インビザラインなど矯正の親子セミナーを開催してもよいでしょう。

④キッザニア:子ども用の白衣を用意して、ご両親を患者にしてユニットに座らせ、お子さんに白衣を着せてブラッシングとミラーでの確認をしてもらいます。ユニットを倒し、起こし、うがいをさせるだけで大喜びです。写真と動画を撮影してあげましょう。

せっかくの歯と口の健康週間です。なにかイベントを実施しましょう。

大切なのは、患者さんにイベントの実施を知らせることです。

スピットンのポールにイベント告知の小さなポスターを張り付けたり、待合室で会計の際にチラシをお渡ししたりするのが効果的です。患者さんが必ず見るからです。もちろん、受付にもポスターを掲示しておきます。

ぜひ、みなさんで話し合ってアイデアを工夫していただきたいと思います。

以上