【コラム】

6月27日、関東甲信地方、東海地方、九州南部の梅雨明けが発表されました。
平年よりも早い梅雨明けで、史上最短を更新しました。

国民皆歯科検診の構想が発表され、歯科界にとっても梅雨明けのような状況です。
これから歯科界も「熱く」なりそうですね。

今後も、35℃以上の猛暑日が予測され危険な暑さが続く見通しです。
最低気温も連日25℃以上の熱帯夜となる予報で、熱中症には注意が必要です。

政府は、無理のない範囲での節電を呼びかけています。
更に、梅雨期間が短かった影響もあり、降水量が東京、横浜では
平年値の5割、6割程度で今夏は水不足も懸念されます。

冷房を適切に使用し、不要な照明を消す、コンセントは抜いておく、
水道水は流しっぱなしにしない、など無理のない範囲で
節電・節水を心掛け、快適に夏を過ごしましょう。

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【2022年度プログラム WEBセミナー】各回16:00~17:30
7月14日(木) 「困ったトラブル患者対策の進め方」
 8月18日(木) 「歯科医院のための人事制度の構築」
 9月22日(木) 「医院を守る、就業規則の策定」
10月13日(木) 「スタッフを育成する人事評価制度の導入」
11月17日(木) 「モチベーションを高める給料賞与の払い方」
12月15日(木) 「何とかしたい! 問題職員対策の進め方」
受講料:各回5,500円(税込)
受講方法:オンタイムまたは録画視聴からお選びいただけます
※録画視聴期間:セミナー開催翌日から1ヶ月間

【2022年度自費セミナー】

1.歯科カウンセラー養成講座 第1回 5月29日(日)9:30~17:00 ※終了
              第2回10月30日(日)9:30~17:00
受講料:22,000円(税込・昼食込)
会 場:飯田橋レインボービル
定員20名

2.ドクターのための究極の自費増大の話術教室
第2回 2022年9月18日(日)19日(月祝)  ※満席のため受付終了
受講料:220,000円(税込・昼食・懇親会込)
会 場:(予定)アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室
講師3名に対し受講生定員6名という贅沢なセミナーです。
心理学をベースにした徹底的なロールプレイで、話術を持ち帰れるセミナーです。

【お知らせ】

※歯科経営改善ゼミナール DVD講座のお知らせ

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では、メルマガを始めさせていただきます。

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【メルマガの主旨】

優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。
そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング対策が必要です。

このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。
優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。

みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。

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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日 
【発行者】 木村 泰久
(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント
株式会社 M&D医業経営研究所 代表取締役

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成功する!歯科医院のマーケティング対策 第443号

【目次】
1.採算性を高める!予防歯科の導入対策
2.他産業でいえばどんなこと?
3.歯科医院ではどうすればよい?
4.まとめ

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■1.採算性を高める!予防歯科の導入対策

予防歯科を確立するためには、環境変化を理解しておく事が大切です。

1. 人口減少と高齢化によって人口構造が変化している。
2. 2025年以降、入院需要が増加、外来は減少していくと想定されている。
3. 国民総歯科検診の流れがある。
4. 国民医療費のなかで、歯科医療費が延びていない。
5. 75歳以上の現在歯数が急増しており、予防歯科の重要性が高くなっている。
6. 歯科医学的に予防歯科を強化すべきである。
7. 予防歯科で経営の安定化を図ることができる。

つまり、治療中心型で経営するには、なかなか厳しい将来が予想されており、
定期予防管理型に移行することのメリットが大きくなっているのです。

では、どのようにして予防歯科を作り上げれば良いのでしょう。

■2.他産業でいえばどんなこと?

昨年、一昨年はコロナ禍で人間ドックや健康診断を見送るケースが多かったといいます。
そのため、病気が進行していたり治療期間が長引くこともあります。

歯科医院では、歯科検診と定期予防管理を行っています。
検診と予防歯科で行う定期予防管理では目的が違います。

検診は「病気の早期発見や早期治療」が目的です。
レントゲン撮影や口腔内診断などで、口腔内の疾患を早期に発見して、
対処することを目的にしています。

企業検診を行っている歯科医院も多いようですが、
スケーリングなどの処置を含まないケースが多いようです。

一方、定期予防管理は、「病気の予防」と「病状の進行の管理」を
目的としています。

定期的に歯科医院に通院して、口腔内の診査診断を受け、
スケーリングやSRPなどの処置を受けることで、
歯周病やう蝕の重症化を防ぎ、健康な口腔内を維持増進させることを
目的としています。

■3.歯科医院ではどうすればよい?

定期予防管理型の歯科医院を作り上げるポイントは、
次のような項目になります。

1.           予防中心のチェア配置にして採算性を向上させる
2.           定期的に通院する患者を集める
3.           予防歯科へのカウンセリングを強化する
4.           予防歯科の採算性を向上させる
5.           患者離反を防止する
6.           治療レベルを維持向上させる
7.           院内の管理体制をかためる

詳しくは、歯科経営改善ゼミナール、DVD講座をお申込みいただければと思います。

「採算性を高める!予防歯科の導入対策」

■4.まとめ

WITHコロナ時代の経営戦略は、
新患獲得ではなく予防での手厚い保険診療報酬の獲得です。
そのため、
定期的に予防に来院してくれる患者さんの確保対策が重要になります。

定期予防管理によって、国民医療費の削減効果も期待されます。
それは、65歳以上の高齢者は、歯が多く残る人ほど健康を維持しやすく、
入院回数が少ないことが知られており、

歯周病が糖尿病や心疾患、アルツハイマー型認知症など
多くの疾病の原因になっていることが知られてきたためです。

経営的にもプラスになる予防歯科、取組みは早ければ早いほうが良いと思います。

以上