成功する！歯科医院のマーケティング対策 ４９０号
成功する！歯科医院のマーケティング対策 ４９０号
【コラム】
最近は、闇バイトを集めたトクリュウといわれる匿名流動型犯罪グループによる強盗事件が増えています。
一般住宅を襲ったり、時計店を襲ったりしています。
歯科医院は高額の現金を扱う診療科というイメージがあります。いつ彼らのターゲットになるか分かりません。
そして、相変わらず不良外国人による窃盗や強盗事件も後を絶ちません。
昨年、弊社のクライアント歯科医院が、外国人グループによって自動釣銭機を持ち去られるという被害にあいました。
犯罪を未然に防止するために、防犯カメラが有効とされています。
覆面をしていても、歩きかたの特徴や声、しぐさが映像で残るため、犯人を特定しやすいのです。
しかしながら、まだ防犯カメラを設置していない歯科医院が多いようです。
今回は、防犯カメラを考えてみましょう。
さて、
「言った、言わない」とならない自費説明を考えることも大切です。
●10月27日(日) 9：30～17：00 に、歯科カウンセラー養成講座を開催します。
すべての患者さんに自然に自費の説明をすること、これが自費増大の前提です。
「患者さんは知らないものは選べない」からです。
歯科カウンセラーと歯科医師が役割を分担して説明すれば、
時間も節約でき、患者さんも話しやすくなり、自費の打率が次第に向上していきます。
このセミナーではドクターとスタッフがペアで参加し、丸一日かけて心理学を応用した自費の説明をロールプレイします。
高いものを勧めて患者さんとの関係が悪くなるのでは、と思っているスタッフも、
よい治療をご説明するのが私の使命と感じてくれるようになります。
自費カウンセリングのシナリオ集と多くのヒント、そしてロールプレイによる体験を持ち帰っていただきます。
受講料：27,500円(税込・昼食込)
会 場：飯田橋レインボービル
定 員：20名
https://md-management.jp/counselor/
● 来週に迫ってきましたが、10月13日(日)、14日(祝月)に「ドクターのための究極の自費話術セミナー」を開催します。
メイン講師の三浦敏美先生が、ご健康上の理由で来年からのご登壇ができないということで、最終回になります。
税込27.5万円ですが、すぐに回収できます。
コンスタントに毎月自費100万円以上というドクターが多数でている自費増大対策の決定版です。
受講生6名で、あと数席です。
二日間にわたって、産業心理学をベースに、徹底的に自費説明の話術を練習します。
セミナーの翌日に、ジルコニアブリッジを獲得したというお電話や、
念願だった1ヶ月100万越えをしたという感謝のご連絡を、沢山いただいています。
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● 自費増大対策セミナーのご案内です。
【2024年度自費セミナー】
１．「ドクターのための究極の自費話術教室」
10月13日（日）、14（祝月）2日間
受講料：275,000円(税込・昼食込)
会 場：アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室
定 員：６名
https://md-management.jp/conversation/
２．「Ｍ＆Ｄ歯科カウンセラー養成講座」
第3回10月27日(日)9：30～17：00
受講料：27,500円(税込・昼食込)
会 場：飯田橋レインボービル
定 員：20名
https://md-management.jp/counselor/
できるだけ、歯科医師と歯科カウンセラーのペアでご参加いただくことをお勧めします。
それは、
歯科医師が1人で説明すると、どうしても押しつけと受け止められやすくなるからです。
適当なところで歯科カウンセラーに説明を振ることで、自費治療を選択する患者が増えてくるからです。
そのための説明の仕方、タイミングなども体得していただけるセミナーです。
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※歯科経営改善ゼミナール
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【2024年度 ＷＥＢセミナー】 各回16：00～17：30
10月17日(木) 第６回「これがポイント！スタッフが納得する賃金制度の設計」
受講料：各回6,600円(税込)
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では、メルマガを始めさせていただきます。
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【メルマガの主旨】
優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。
そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング対策が必要です。
このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。
優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。
みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。
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【発行周期】 原則として、第２、第４月曜日
【発行者】 木村 泰久
（社）日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント
株式会社Ｍ＆Ｄ医業経営研究所 代表取締役
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成功する！歯科医院のマーケティング対策
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「防犯カメラを考える」
【目次】
１．はじめに
２．他産業でいえばどんなこと？
３．歯科医院ではどうすればよい？
４．まとめ
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■１．はじめに
貴医院は防犯カメラを設置していますか？
最近は、闇バイトを集めたトクリュウといわれる匿名流動型犯罪グループによる強盗事件が増えています。
そして、相変わらず不良外国人による窃盗や強盗事件も後を絶ちません。
昨年は、弊社のクライアント歯科医院で、外国人グループによって自動釣銭機が持ち去られるという事件も発生しました。
また、高齢化が進んでおり、患者さんからの保険証を紛失した、忘れ物をした、などの相談も増えています。
さらに、説明を聞いていない、説明はしました、というトラブルも起きています。
そのたびに、「預けた、預かっていない」「言った、言わない」という不毛の議論に陥ります。このとき、動画があればすぐに解決します。
防犯カメラがあれば、簡単に調べられるのです。
■２．他産業でいえばどんなこと？
冒頭のトクリュウの事件で逮捕者が相次いでいるのは、防犯カメラで足取りをたどっているからです。
車を降りたところから、車の経路を道路の防犯カメラでさかのぼって出発点まで特定します。
そこに集まる犯人達をひとりずつ、家を出るところまで遡って、逮捕するのです。
これは防犯カメラがなければ、とてもできない捜査です。
コンビニでは、必ずお客さんの目に触れるところに防犯カメラを設置しています。
万引きがコンビニの大敵なので、これを防止するためです。
特定の客が万引きを繰り返している可能性を感じたら、その客の画像を遡ってみるのです。
そして、犯行が決定的になったら、現場を押さえて警察につきだします。
美容院でも、レストランでも、防犯カメラを設置しています。
釣り銭のトラブル、クレームやカスハラなどの暴力行為の証拠を記録します。
高額の現金を扱う歯科医院で、設置されていない医院があることが不思議なぐらいです。
■３．歯科医院ではどうすればよい？
歯科医院でも防犯カメラを設置しましょう。
１．最小の費用で設置する方法
Amazonなどで１台だけのスマホで遠隔操作ができる機種を購入します。数千円で購入できます。
これを、受付の現金出納の状況と、患者さんの顔が写せる場所に置いておくだけです。
ほとんどの機種が、ＳＤカードで記録しており、一週間ほどで書き換えていきます。
何かあったときは、そのＳＤカードを抜き取って画像を見ていけばよいのです。
２．受付と待合室を残す方法
受付だけでなく、待合室の様子を記録することも大切です。
置き引きはないにしても、他の患者さんのものを間違って持ち帰ることもあるからです。
このときも、上記の防犯カメラをもう１台設置するのが簡単です。
３．説明の記録動画を残す方法
自費治療にあたって、口頭だけで契約をすすめる医院もまだ多いようです。
契約書を作るべきですが、「言った、言わない」のトラブルを防止するために、カウンセリングコーナーに、録音機能付きの防犯カメラを設置しておく方法があります。
また、ユニットの前方で、患者さんの顔が映る場所に設置します。
天井に設置した場合、ＢＧＭに音が消されてしまうため、患者さんとの会話を録音機能するには、ユニットのテーブル付近に別にマイクを設置する必要があります。
４．院内の全体の動画を残す方法
受付１台、待合室１台、診療室２台、駐車場１台として防犯カメラを設置している医院があります。診察室は、各ユニットではなく、２台で４台のユニットが映るように設置しています。
５．完璧を期す方法
当院のクライアント医院では、受付、待合室、４か所のカウンセリングルーム、２１台のユニットに防犯カメラを設置している医院があります。
■４．まとめ
防犯カメラを設置することで、犯罪の抑止効果が期待できます。
また、トラブルがあった場合、その状況を把握して対処ができます。
先日も、保険証を返した、返していない、というトラブルが発生しました。
いったんお帰りいただいて、
受付で防犯カメラを確認したところ、受付の手が滑って他の患者さんのカルテに挟まったところが映りこんでいました。
すぐに患者さんに謝罪して、保険証をお返ししました。
防犯カメラは、患者さんを疑っているわけではありません。
患者さんへのサービスを向上させるために、
クレームの発生やトラブルを早期に解決することも目的の一つです。
防犯カメラだけを設置する場合は、USENでも安価に設置できるようです。
また、防犯に重点を置く場合は、警備会社のALSOKやセコムでは、ガードマン、保険とセットで防犯カメラを要所に設置してくれます。
せひ、早期に設置していただきたいと思います。
以上
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【発行者】医業経営コンサルタント 木村 泰久
