【コラム】
診療報酬改定の大枠が固まってきました。
薬価を引き下げて1000億円をねん出し、それを診療報酬の本体部分である医師の報酬に上乗せするというスキームのようです。
これで本体部分がどうなるのか、そして、その影響をうける歯科はどうなるのか、というところです。
いずれにしても、これで歯科診療報酬については、大きなマイナス影響は回避されたと考えてよいと思います。

年明け、令和2年1月26日(日)に恒例の新春セミナーを開催します。
飯田橋レインボービルです。
このなかで、診療報酬改定の全容と、
歯科診療報酬改定の概要についてお話します。
また、歯科経営をとりまく激しい環境変化、とりわけ人口減少問題や歯科医師、歯科衛生士、受付助手の採用難などについても実態をお話しし、対策方向をご紹介します。終了後に近傍で新年賀詞交換会を開催します。
合わせてご参加ください。

お申し込みは、
https://md-management.jp/improve/

1.日  時:2020年1月26日(日)13時~17時まで
受講料5,000円(税込)
17時30分~新春賀詞交歓会
※新春賀詞交歓会 会費(お一人5,000円税込)
2.当日のプログラム:
第1部「環境変化と歯科診療報酬改定を考える」/木村 泰久
1.歯科経営をとりまく環境変化
2.令和2年歯科診療報酬改定の概要
3.考えられる対策方向
第2部「実践!正しい歯科材料費削減法」/中小企業診断士 雨宮 正洋
3.会 場:飯田橋レインボービル 東京都新宿区市谷船河原町11 
TEL 03-3260-4791 JR飯田橋、メトロ飯田橋駅 B3出口 下車5分
4.お問合せ:株式会社M&D医業経営研究所 
TEL 045-989-1001/FAX 045-989-1002 担当 大澤まで
■お申し込みは、
https://md-management.jp/improve/

また、1月12日(日)13日(祝)の2日間、横浜ワールドデンタルショーが開催されます。そのなかで、「今さら聞けない経営相談」のコーナーに弊社もブースを出展します。

スタッフが常時詰めておりますが、特に、13日(祝)は私も終日ブースに詰めております。
無料で経営相談を受けていただけます。会場での予約制で、お1人様15分、1時間に4人まで、ご相談をお受けします。
ご来場の節には、足をお運びください。
ノベルティなどもご用意してお待ちしています。

■ 歯科カウンセラー養成講座を12月15日(日)に開催します。
自分の歯を長持ちさせるために、時間をかけて、友人や家族などに「良い歯医者はないか」と問いかけて歯科医院選びをする患者さんが多いのですが、せっかく選んだ歯科医院で保険治療を選択すると、その意味がなくなってしまいます。
歯と金属はくっつかないし、保険の技工物の精度はあまりよくないからです。

その点、自費のセラミックは歯とレジンセメントを介して、分子レベルで一体化します。
だから二次カリエスになりにくいのです。
このことを、歯科医師もスタッフももっと分かりやすく患者さんに伝える必要があります。

「歯科カウンセラー養成講座」を12月15日に開催します。
このセミナーでは、スタッフを1日でカウンセリングができる人材に養成します。修了証を発行しますので、待合室に掲示できます。

先週、ドクター向け講座を受講された先生を訪問する機会があったのですが、この医院ではスタッフ全員を「歯科カウンセラー養成講座」を受講させ、ドクターとスタッフが自費説明を分担して行なうようになったところ、それまで自費治療がほぼゼロだったのが、今ではコンスタントに300万円を超えているそうです。
この他にも多くの歯科医院からお礼のメールを頂戴しています。

自費は、押しつけるのでは絶対に増えません。
患者さんが自分から自費治療を選んでくれるようになる、
説明のポイントを学習していただき、患者さんにご自分で考えていただくことで、自然に自費を選ぶ方が増えてきます。

そのための手法を体得できるセミナーです。
ぜひ、ご参加をご検討ください。

■1.「歯科カウンセラー養成講座」スタッフ向け自費セミナーの決定版です!
スタッフ向けの、心理学に基づく話術とロールプレイの研修です。 
「自費説明シナリオ集」、「初診カウンセリングツール」を使って復習できます。
「歯科カウンセラー養成講座修了証」を発行します。

□ 12月15日(日) 9:30~17:00 定員20名
【会  場】 飯田橋レインボービル:東京都新宿区市谷船河原町11 
TEL03-3260-4791 JR・地下鉄飯田橋駅5分
【受講料】 1名様20,000円+税(昼食付) 
●お申込みは、
https://md-management.jp/counselor/

■ 歯科医師向けの自費話術セミナーが台風で延期になりました。
新しい開催日は、令和2年2月23日(日)24日(祝)です。
来年は、日祝の連休が少なく、その次の開催は
令和2年の11月22日(日)23日(祝)を予定しております。
とても効果が高いと好評をいただいている自費セミナーです。
ぜひ、受講をご検討ください。

「ドクターのための究極の自費増大の話術教室」2日間コース
自費を毎月100万円以上獲得できる先生が続出しています!
講師3人に対し受講生6人という贅沢なセミナーです。
□ 2月23日(日)、24日(祝)定員6人   

●お申込みは、
https://md-management.jp/conversation/
                              
【受講料】 1名様 200,000円+税(昼食・懇親会付)
宿泊は各自お手配願います。 
【会  場】 アットビジネスセンター渋谷東口駅前会議室 
渋谷区渋谷2-22-8 名取ビル3階

■■2020年度 「歯科経営改善ゼミナール」プログラム■■
                   

1月26日 新春セミナー「環境変化と歯科診療報酬改定を考える」
・令和2年度診療報酬改定は厳しいものになりそうです。歯科界をとりまく環境変化と歯科診療報酬改定の概要を解説し、考えられる対策方向を分りやすく解説します。
終了後、近傍にて新年賀詞交換会を開催します。

2月23日、24日 「究極の自費話術セミナー」2020年第一回      

3月29日 「高齢化社会と在宅歯科の導入対策」
・新たに在宅歯科を開始するための準備や成功のポイントを解説します。

4月26日 新人接遇研修「輝く歯科スタッフになるために」
・接遇アドバイザー河野由美子による新人向け接遇訓練です。

5月24日 「歯科カウンセラー養成講座」
・スタッフを1日で歯科医師が自費説明を振れるようになる、心理学をベースとした歯科カウンセラー養成セミナーです。修了証を発行します。

6月28日 M&D経営塾「分院経営の成功対策を考える
~医療法人スワン会元理事長 鈴木純二先生~
大型医院をファンドに売却され、注目を浴びている先生です。
大型化と分院経営の成功ポイントを、事業承継まで含めてお話いただきたいと思っています。

7月19日 「診療契約の知識とトラブル対策の実務」
・歯科診療契約によってどんな責任と義務を負うのか、医療事故や理不尽なクレームに対してどう対応するか、実務的な知識を解説します。

9月13日 「スタッフが活性化する賃金規定の作り方
・職能資格制度、役割資格制度など、歯科医院の実態に即した賃金規定の作り方を解説します。

10月25日 「歯科カウンセラー養成講座」2020年第二回

11月23日、24日 究極の自費話術教室セミナー 2020年第二回

11月29日 「スタッフが活性化する人事評価の導入対策」

・冬期賞与のための人事評価の導入対策です。
ケーススタディを中心に、歯科衛生士、受付助手の人事評価表を差し上げます。

12月20日 「スピードスタートのための開業対策」
・2021年に開業をめざしている歯科医師のために、成功する開業準備とスピーディに立ち上げるための対策を解説します。

【会場】 飯田橋レインボービル:東京都新宿区市谷船河原町11 
Tel 03-3260-4791 JR・地下鉄飯田橋駅5分
【お申し込み】
https://md-management.jp/improve/
【お知らせ】
※歯科経営改善ゼミナール DVD講座のお知らせ
https://md-management.jp/dvd/

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では、メルマガを始めさせていただきます。

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【メルマガの主旨】

優良な医療機関の売上向上、患者数増加は社会に役立つ使命です。
そして、売上や患者数を増やすためには、医療サービスとしてのマーケティング対策が必要です。

このメルマガは、歯科経営に絞り込んだ狭い専門領域のメルマガです。
優秀な診療技術を持ちながら、売上と患者数の減少に悩むドクター、あるいは、新規開業して早期に売上と患者数を増やしたいと考えているドクターのご参考にしていただければと思います。

みなさまのご期待に応えるため、少しでもお役に立つ内容の濃いものにしたいと考えております。

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【発行周期】 原則として、第2、第4月曜日 
【発行者】 木村 泰久
(社)日本医業経営コンサルタント協会 認定登録医業経営コンサルタント
株式会社 M&D医業経営研究所 代表取締役
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成功する!歯科医院のマーケティング対策 第389号

「忘年会と新年会の効用を考える」

【目次】

1.忘年会と新年会の効用を考える

2.他産業でいえばどんなこと?

3.歯科医院ではどうすればよい?

4.まとめ

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■1.「忘年会と新年会の効用を考える」-389号 

いよいよ師走。今年もあと数週間になりました。
そして、一気に寒くなってきました。
街にはイルミネーションが美しく輝いています。

こんななかで、みなさんの歯科医院も忘年会を企画されていると思います。
貴医院ではどんな企画をされているでしょうか。

今年もいくつかのクライアント医院の忘年会にご招待をうけています。
でも、なかには忘年会ではなく、新年会にしている医院もあります。

今回は、忘年会や新年会の効用についてのお話ししましょう。
実は、多くのメリットがあるのです。

■2.他産業でいえばどんなこと?

先週、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会の理事会での忘年会でした。
毎回ホテルで開催しますが、1年間を振り返ってお互いをねぎらい、新しい年に向かって協力を約束しあうという意味で、有意義なパーティだと思います。
会費は、参加者負担の会費制です。

私の前職である一部上場の大手ゼネコンでは、忘年会は部単位で開催していました。もちろん会費制です。
男性は女性の2倍程度、部長や課長は多めの会費を払っていました。
そして、二次会はできるだけ部や課の交際費で処理していました。

これは一つの人事労務対策だからです。
部下と無礼講で接することで、チームを再確認させることができます。
また、コミュニケーションが深まることで、日常的な部下との関係も円滑になるからです。
二次会の会場は接待で使うような高い店ではありません。
一次会の会場も、部下にリーズナブルで、参加者が盛り上がるような店を選ばせるのです。

■3.歯科医院ではどうすればよい?

歯科医院では、忘年会や新年会の会費はすべて医院で負担しているようです。
これは、スタッフへの慰労の意味があるからです。
当社も、忘年会は全額会社負担にしています。
豪華な忘年会を開催している医院では会費制にしている歯科医院もありますが、費用の半額程度を医院が負担しているようです。

また、二次会を開催する医院が多いようですが、多くの医院で最近は二次会に参加するスタッフが減ったと言っています。
淡々と食事をしておしゃべりをして、終わったらすぐに帰ってしまうようです。
今時の若い方は他にやりたいことがあるのかもしれません。

小さなお子さんのいるスタッフの方は、忘年会そのものに参加されないケースも見受けられます。
そのため、クライアント医院でファミレスを借り切って子供連れのクリスマスパーティにしたことがあります。
子供たちも初めて会う他のスタッフの子供たちとすぐに打ち解けて
楽しいイベントになりました。
1000円限度でプレゼント交換の景品をそれぞれが持ち寄ったのですが、アットホームなパーティになりました。

また、郊外では車社会なのでアルコールが飲めないケースが多くなります。
そのため、飲まない忘年会や新年会になるようですが、それでも開催する意味があります。
それは、一緒にお酒を飲むだけが目的ではないからです。

■4.まとめ

院内のコミュニケーションには、公式のコミュニケーションと非公式のコミュニケーションがあります。

公式のコミュニケーションは、朝礼の方針伝達やスタッフミーティングなどがあります。
これは、連絡事項をもれなく伝えることはチーム医療をすすめるうえで重要です。
スタッフの提案や意見を吸い上げる機会がなければ、それが鬱積して不満になってしまう可能性があるからです。

そして、非公式なコミュニケーションには、忘年会や新年会、院内旅行などがあります。これも医院経営にとって重要です。
それは、お互いに人間性を把握できるコミュニケーションだからです。

私はこの非公式なコミュニケーションを重視しています。
このため、忘年会だけでなく、3か月ごとにこのようなコミュニケーションの機会を設定するようにアドバイスしています。

例えば、12月忘年会、4月は新人歓迎会またはお花見会、
8月にビヤパーティというように定期的に開催するのです。
これは、4か月に一度飲み会を設定しておくと、コミュニケーションの記憶がとぎれず、人間関係が円滑に流れるからです。

今でやっていなかった歯科医院でも、今年はぜひ忘年会や新年会を開催していただきたいと思います。

円滑なコミュニケーションが生まれ、院内の活性化に結び付いていくと思います。

令和2年1月26日(日)に恒例の新春セミナーを開催しますが、
これは、弊社の歯科経営改善ゼミナールの新年会です。
会場はいつもの飯田橋レインボービルです。受講料5,000円(税込)です。

今回は、診療報酬改定の全容と、歯科診療報酬改定の概要についてお話します。
また、歯科経営をとりまく激しい環境変化、とりわけ人口減少問題や歯科医師、歯科衛生士、受付助手の採用難などについても実態をお話しし、対策方向をご紹介します。

終了後に近傍で新年賀詞交換会を開催します。
ぜひ、皆様合わせてご参加ください。

1.日  時:2020年1月26日(日)13時~17時まで 
受講料5,000円(税込) 
17時30分~新春賀詞交歓会
※新春賀詞交歓会 会費 お一人5,000円(税込)

2.当日のプログラム:
第1部「環境変化と歯科診療報酬改定を考える」木村 泰久
1.歯科経営をとりまく環境変化
2.令和2年歯科診療報酬改定の概要
3.考えられる対策方向
第2部「実践!正しい歯科材料費削減法」 中小企業診断士 雨宮 正洋

3.会 場:飯田橋レインボービル 東京都新宿区市谷船河原町11 
TEL 03-3260-4791  JR飯田橋、メトロ飯田橋駅 B3出口 下車5分
4.お問合せ:株式会社M&D医業経営研究所 
TEL 045-989-1001/FAX 045-989-1002 担当 大澤まで
お申し込みは、
https://md-management.jp/improve/

おわり